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某H市がモデル!? 暗闇を探索するホラーゲーム『死印』が怖すぎる

 ゲームシステムは、同様にアザが刻まれたキャラの中から1人を選んで、2人1組で3Dダンジョン風に構築された心霊スポットを探索するというもの。1ブロックずつ方向キーで進み、何か隠されたアイテムや情報がないか探していきます。といっても、周囲は背景がはっきりと見えないレベルの暗闇。アナログスティックで動かす懐中電灯が頼りです。 ⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1339006

腕のシルシ

 でも、その懐中電灯がこちらを凝視する巨大な目を照らし出してしまったり、顔の半分を植物に蝕まれた警備員が扉から飛び出してきたり……。探索する場所は、廃校となった小学校や自殺の名所といわれる樹海、朽ちた社など、どれも聞いただけで震え上がるようなスポットばかりです。  さらに、途中で時間制限のある選択肢「デッドリーチョイス」が発生します。「ねえ……ぼく、きれい……?」。突如、霊が投げかけてくる質問。答えに迷っていると「霊魂」の値が減って死に近づいていきます。  探索を進めて最後は、心霊スポットに潜む怪異との対峙。探索中に手に入れたさまざまなアイテム(口紅、発炎筒、ボールペン……)から、怪異にどれが有効かを見極めて使っていきます。使用アイテムでその後の展開が変わるという要素も!? 一歩一歩、怪異が迫ってくる緊迫感がたまりません。

デッドリーチョイス

 ホラーアクション的な“動”の怖さではなく、じっとりと息苦しくなるような“静”の怖さ。ゲーム画面を見つめているうちに、廃校や樹海に吸い込まれる感覚に陥ります。実は、制作会社のエクスペリエンスは東京・八王子市に本社があり、心霊スポットは某H市の各所がモチーフとか、そうじゃないとか……? 高尾山に行くついでに、『死印』の聖地巡りもいいかもしれませんね。 【卯月鮎】 ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲームの紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。著作には『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)がある。ディファレンス エンジン
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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