“エロい女の歴史”を見つめてきた漫画『だめんず・うぉ~か~』と『アラサーちゃん』の舞台裏を初公開――倉田真由美×峰なゆか対談
倉田:あと、今は若い世代の人ってともかくエロい写真を撮るハードルも低い感じがするんだけど。『アラサ―ちゃん』の取材でも、そういったこと感じたりする?
峰:周りのコに聞いてもハメ撮りの写真とかを持ってるコが多くて、そういうのも抵抗感が低いですよ。
倉田:バカなの!? 流出とか危ないじゃん! 峰さんも持ってる?
峰:持ってますね。たまに「かわいく撮れたな~」と思って、SNSにアップしたくなります(笑)。
倉田:エロに関する世代間のギャップが……ちょっと羨ましいけど。そもそも私、『だめんず』にしても下ネタとか何でも描いているように見せて、自分の性欲とは関係ない、ヤッてない話しか描けないんですよ。『アラサ―ちゃん』の「肉便器ちゃん」の芸もできない。
峰:でも、性欲でいってしまえば、高校生の頃が一番でしたよ。あのときは性欲だけじゃなくて、「ヤラなきゃ」っていう気持ちがすごく強くて。今を思えば、そんなに「ヤラなくてもよかったのでは」って思っているくらいです。
倉田:まわりもそうだったの?
峰:少なくとも私が通っていたヤンキー女子高内では、「たくさんヤラない女子はダサい」みたいな。たくさんヤッてる女子のほうが偉いみたいなのはありましたね。
倉田:そうなのー!? またもギャップか……思わず声が裏返っちゃった(笑)。だって、私の第一次性欲期って30代ですもん。
峰:第二次は、いつだったんですか?
倉田:え、今(笑)。最後のあだ花を咲かせないとって体が言ってる。
<取材・文・撮影/週刊SPA!>
【倉田真由美氏】
漫画家。本誌で13年間(2000年~2013年)におよび連載されたマンガ『だめんず・うぉ~か~』は、単行本が全20冊の人気シリーズとなった。また2002年に飯島愛、2006年に藤原紀香の主演でドラマ化。現在は、テレビやラジオなどコメンテーターとしても幅広く活躍している
【峰なゆか氏】
漫画家。アラサー女性のセックス観や恋愛観を描いた4コマ漫画『アラサーちゃん』は、2011年から本誌連載がスタート。『アラサーちゃん 無修正』(1~4巻)、『アラサーちゃん』(KADOKAWA)シリーズは、累計50万部を超える。最新刊が6月2日に発売
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