雑学

焼肉戦線異状あり! 勢力拡大を続ける焼肉ふたごが人気の秘密とは?

 暑さもいよいよ厳しさを増すこれからの季節、夏バテ予防に焼肉を食べようと考える人も多いだろう。そんな焼肉ハイシーズンにチェックしてみたい焼肉店がある。創業からわずか9年ながら、現在の店舗数は国内34、海外16。都内を中心に、街中でも見かける機会が増えている「大阪焼肉・ホルモン ふたご」だ。急成長の背景を探るべく、本誌記者が同店の中目黒別館で実食レポートを敢行した!

その大きさに驚くカルビほか、ふたご自慢のメニューを食い倒す!

 景気よく夏バテを吹っ飛ばしたいということで「看板メニューをお願いします!」と頼んで出てきたのがコチラ。見たことない大きさのカルビに、ワイルドな見た目のメガサイズ・ハラミ。そしてホルモンの希少部位盛り合わせと、メニューを並べた時点ですでに幸せな気分に!

「ふたご」の肉類のメニューは、和牛肉や新鮮なホルモンなど約40種。ホルモンやロース、タン塩などの単品メニューは、一般的な焼肉店のメニューの“値段半分・量半分”で提供しているのも特徴だ。「ちょっとの量で沢山食べたい」という女子をデートに誘うにも最適なお店と言えるだろう。

  一番の看板メニュー「名物黒毛和牛のはみ出るカルビ」(1680円)から実食スタート!「ふたご」では、メニュー表でトングのマークが付いている肉は、スタッフが焼いてくれるのもポイントだ。創業者の社長、副社長は大阪の鶴橋出身の双子(!)で、実家は焼肉店。会話をしながら焼いてくれるアットホームさは、実家の焼肉店の雰囲気を受け継いだものなのだ。なお店内で流れる音楽も2000年代J-POP。こちらも懐かしさ満点だ。

熟練のスタッフが見事な手際で焼きあげてくれる。部位ごとの解説も聞き応えあり

 「名物黒毛和牛のはみ出るカルビ」は、名前の通り皿からはみ出る特大サイズで、約250グラムの一枚肉。スタッフが「はみカル焼きまーす!!!せーの…」と叫び、お客さんが「ヨイショー!!」と叫んで焼くのがお約束だ。

人気の部位がこの1品で楽しめるのも嬉しい

 そして肉が焼けてくると、スタッフが切り分けをしてくれる。この巨大な一枚肉で「カブリ」「中落ち」「リブマキ」「リブ芯」と4つの部位のお肉を楽しめてしまうのだ! コクのある脂身たっぷりのカブリ、肉の旨味が凝縮されたリブ芯など、部位それぞれに味の個性があり、とにかくウマい!

「赤字覚悟の価格で出している」というコスパ的にもオトクなメニューだが、実は予約したお客さん限定。電話予約の際は「はみ出るカルビはご予約されますか?」と必ず聞かれるそうなので、そこでぜひ頼んでおこう!

 お次は新鮮なホルモンの盛り合わせ「ふたご盛り」(1380円)。ホソ塩、やめられないミノ、幻のハラミ、角切り牛心、とまらないあご肉の5種盛りだ。特にやめられないミノは、「これが食べられない日は予約しない」という常連客もいるほどの人気メニュー。

インパクト大の肉のオンパレードにビールもすすむ記者

 そして食べてみると、ホソ塩は口に入った瞬間にホロホロ~っととろける柔らかさ! やめられないミノは新鮮なイカのようなシャキッとした食感で、噛むほどに肉の旨味が溢れ出す。本当に箸が止まらなくなる美味しさだ!

 続いて「はみ出たいハラミ」(1680円)が登場。切れ目の入ったメガサイズの肉がジュワ~と焼ける様子は何ともワイルド! ハサミで切り分けても刃がスッと入る柔らかさで、プリップリの食感がたまらない。

濃厚なタレに浸されたハラミは食欲をさらにかきたてる

 韓国風の甘辛いたれがタップリかかっているので、アルコールが進む進む。そのほか「ふたご」には、コリコリの食感の「アキちゃん刺し」(480円)、辛さ満点の野沢菜キムチ「半殺しキムチ」(480円)など、酒呑みに嬉しいメニューもたくさんある。

 そして「ねぎだく超塩ホルモン」(1380円)も登場。こちらも見たことない大きさのホルモンで、ネギたっぷりのポン酢ダレに入れていただく。脂身の甘さも肉の旨みもタップリで、ポン酢ダレで後味はサッパリ! 「ふたご」のホルモンメニューは、このように食べやすい味付けがされているのが特徴で、「ホルモンは苦手だけど、『ふたご』のホルモンだけは食べられるというお客さんも多い」という話も納得だ。

ぷりっとした食感とさっぱりとした味わいがアクセントに

 〆には創業者2人が母から受け継いだ「名物オモニの自家製テールスープ」(880円)を。これでもか!と牛肉のダシが効いていて、味付けは定番の塩……ではなく、済州島で主流の醤油。ネギもたっぷり入っていて、この1品だけでも食べに来たい絶品のメニューだ。なお〆には「名物こだわりのひとくち冷麺」(480円)も人気だそう。

ヨーグルトの知られざる効能にも着目


 暑い夏に焼肉を食べることは、夏バテ予防にも効果的だ。キーワードは、「にんにく」。

 ふたごでは、タレや肉の漬け込みに大量のにんにくが使われており、知らず知らずのうちににんにくをたくさん食べることになる。にんにくには、疲労回復効果のあるビタミンB1の働きを助ける作用がある。ホルモンにはビタミンB1がたっぷりと含まれているので、先述の「ふたご盛り」と合わせれば夏バテ対策の最強メニューが完成だ。

 にんにくというと気になるのが食後のニオイ問題だが、ここでもふたごはしっかりケア。食後のお口直しとして、ヨーグルトをサービスしている。ヨーグルトに整腸作用があることは有名だが、さらに食後に食べることでにんにく臭を抑える作用があることが分かったそうだ。

「ふたご」が調査機関に依頼したモニター試験により、たくさんの量のヨーグルトを食べたほうが高い消臭効果があることが明らかになった

 ヨーグルトの「カゼイン」というたんぱく質の成分が、にんにくのニオイ成分(ジアリルジスルフィド)を吸着してくれるらしい。夏バテ予防にはにんにくもたっぷり食べたいところだが、「ニオイが気になる……」と二の足を踏んでいる諸兄には朗報だ。

いつもにも増してガッツリ食べた記者だったがヨーグルトを一緒に食べたおかげか、胃もたれは一切なかった

 そして「ふたご」では10回以上来店した人はゴールド会員となり、ネーム入りのゴールドトングがプレゼントされるというユニークなサービスもある。

燦然と輝く黄金のトングは行きつけの店でキープされるのはもちろん、他の店舗に予約を入れるときも事前に告げれば、ゴールドトングを配送してくれるというから驚きだ

 ゴールド会員になると、ファーストドリンクと飲むヨーグルトを無料でサイズアップできるなど、複数の特典もある。さらにゴールドの上にはプラチナ(40回来店)、ブラック(100回来店)会員もあり、先日あるブラック会員は「ふたご」のハワイ店に無料招待されたという。

 味のクオリティーに加えて遊び心やサプライズのあるメニューの数々から思わずリピートしたくなる会員システムまで、快進撃の秘密を実感した記者だった。

<取材・文/日刊SPA!編集部 撮影/山川修一>

提供/FTG Company

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