「ヒモはビジネスだ」女性に総額1億円超を貢がせたヒモ男の極意
会社のためにあくせくと働けど、給料は一向に上がる気配もない。それならばもう働きたくもない。だれでも一度はヒモ生活に憧れを抱いたことがあるのでは?
とはいえ、そのような生活ができる者など、ほんのひと握りだろう。働かずして収入を得る、“プロのヒモ”になるためには、どうすればいいのか。果たして、その術とは。
ヒモ歴約30年、貢がせた総額は1億円超え。関係を持った女性は千人以上と豪語する伝説のヒモ男、ヒモショウヘイ氏。過去にはテレビなどのメディアにも取りあげられた経験を持つ。今回は、そんな同氏にプロのヒモになるための極意を聞いてみた。
「ヒモというのは、あくまでも恋愛の延長線上にあります。しかし、世間一般的な恋愛観とヒモのそれとはまったく違います。ヒモをビジネスにするには、ターゲットの女がお金を持っているということが絶対条件です。僕の場合は風俗嬢をターゲットにしていますが、女の職業は風俗でも社長でもお金を持っていればいいんです。じゃなきゃ、貢いでもらえませんから。女が借金をしてまで男に貢ぐという行為をよく見かけますが、それは犯罪です。僕はそういった犯罪は絶対にやりません。とはいえ、ある意味すごいとは思います。だって、元々無いのに貢がせてしまうのですから……」
では、なぜ女性たちは借金をしてまで男に貢いでしまうのか? 一見、彼女たちは不幸にも思えるが……その心理について、ヒモ氏にうかがってみた。
「とことん惚れてしまっているからですね。ホストクラブでバンバンお金を使う女たちを見れば分かると思いますが、そのホストが好きで、喜ぶところが見たいからやっているだけです。つまり、彼女たちは相手が満足することで、自分も満足しているんです。それと同じように、僕の説く“ヒモはビジネス”という理論は、恋愛の延長線上にあるモノで、相手をとことん惚れさせた結果、貢いでもらっているだけなんです」
ヒモになるための絶対条件のひとつが「相手をとことん惚れさせる」というテクニックだが、それが簡単にできてしまえば苦労はない。それができないからこそ、憧れるのだ。では、相手をとことん惚れさせ、ヒモをビジネス化するには、具体的にどのようなアクションを起こせばいいのか?
「女をとことん惚れさせるには、一般的な常識と礼儀はもちろん、優しさとマメさが必要不可欠です。それを持ったうえで効果的なテクはズバリ、ギャップを演出すること。僕は大抵、風俗嬢をターゲットに口説いていますが、彼女たちは普通にやっても絶対に落ちません。なぜなら彼女たちは、一日に何人も客を相手にしているわけですから。普通に攻めるだけでは、印象に残ることはまずあり得ないでしょう」
では、どうしたらいいのか……。
「僕はいつも女を口説くときは、あえて第一印象で損をすることを心がけています。そして礼儀正しく振る舞うことで、『この人、外見はものすごくいい加減だけど、礼儀正しくてしかも優しい』というギャップを演出します。このテクニックは、不思議と相手の印象に残り、さらに自分へ興味を持ってくれる可能性が格段にアップするんです」
また、相手が喜ぶことをしてあげなければ、とことん惚れさせるのは難しいということは先ほどふれたとおりだ。
「僕は、相手が喜ぶところを見るのが好き……つまり、奉仕されるよりもする方が好きなんです。多くの男は、自分だけさっさと済ませて、相手のことはお構いなしでしょう。僕の場合は、常に目の前にいる女が何をしたら喜ぶのかということを考えてきました。要するに、相手に何をしたら喜んでもらえるかということを考えて、ギャップを演出すれば、『この人しかいない。この人じゃなきゃダメだ』という気持ちにさせることが出来ます」
ヒモになるための前提条件
あえて第一印象で損をする
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