どうせハゲるなら…髪があるうちに楽しんじゃえ! ハゲてもモテたい薄毛男の“逆説的ヘアスタイル”遍歴
いつの頃からだろう、外出時に帽子が必須になったのは……。かつて自衛隊で4年間、強制的短髪ライフを送っていた私は、除隊後に髪型自由な職場に就職、かつての反動でひと月ごとに髪型を変えるのが生きがいになっていた。まるで校則で坊主必須な中学生が、夏休みの間だけ髪を伸ばしたりブリーチするように。
そんな暮らしに危険信号が灯ったのは、転職から数年経った20代後半。元々細かった髪質が、より細くなってボリュームもダウン。また明らかにサイドよりトップの毛の伸びる速度が遅い。不思議なもので、気になりだすと美容院に行くより帽子屋に行く頻度が上がっていく始末。ただ、ある時気付いたのだ。「数年後を見据えてヘアケアするより、いま髪があるうちに楽しんだ方が良いじゃん」と。
そして、なによりもキレイなお姉ちゃんからチヤホヤされたい。こうして私は、10年以上に渡って貧相な毛根と付き合いながら、それでもモテようと努力してきた。今回は、そんな個人的なヘア奮闘記をお届けする。
どうせ40代になれば同世代間でもハゲ率が上がるから、仮に自分がその頃ハゲてしまっても『森の中の木』状態で悪目立ちすることもないはず。10年後のために髪にダメージのないヘアスタイルを心がけるより、いま髪が残っているうちにとことん楽しむべきではないだろうか。それに、得てして甘やかされた子供には根性がないもの。愛するマイヘアにあえて過酷な試練を与えることで、逞しく育ってくれるはずだ。いわば、「毛根を甘やかすな」。そう決心した私の孤独なヘア奮闘記が始まった。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1382456
自暴自棄な逆説を掲げた私は、『地毛でのドレッド』に挑戦してみることに。飛び込みで入ったラスタ系の美容院で、編み込む前にアフロ状態にパーマネント。細い髪の毛がパーマによって、太く逞しくなった(ように見えた)ことに、私はご機嫌だった。そして、アフロ状の髪を束ねてドレッドに仕上げていくと、鏡には薄い顔のボブ・マーリーが出現!
ご満悦で美容院を後にした私だったが、周囲の反応は「犬のクソか、かりんとうみたい」と言われて芳しくない。15センチ程度の長さの自毛では、なかなかボリューム感も出ないか、と反省した私は、数年後に『エクステ着用のドレッド』を目論む。
仕事の付き合いで面識のあった原宿の有名サロンで、開店前に乗り込み、19時過ぎまで居座って知人価格で施術してもらった渾身のエクステ・ドレッドは、ボリューム感もイカチさも申し分なし。ファイバーでなく人毛エクステを使用しているため髪質に重みもあり、サイドを刈り上げたことでトップの立体感を強調させることにも成功した。しかも自毛に固くエクステを結びつけていて、そのキツキツ感がなんとなく自毛をタフにしてくれる(気がする)。嶺井さん、あの時はお世話になりました!
見た目のインパクトが強いドレッドやコーンロウなどのヘアアレンジは、デコの広さを目立たなくさせるとともに、頭頂部の地肌が見えて当然という認識が、地肌透け=ハゲといったイメージを軽減してくれる。それに気を良くした私は、その後数年に一度、気が向くとエクステ・ドレッドにヘアチェンジしている。5センチ程度の自毛があればエクステを着用できるので、気軽にできるのもありがたい話です。タイのバンコク・カオサン通りなど、海外には数千円程度でドレッドやコーンロウを施術してくれる美容室も多い。技術的には日本国内の専門店のクオリティには及ぶべくもないが、安い値段で強烈ヘアを気軽に楽しめるのが魅力だろう。薄毛に悩む諸兄は、まず海外渡航した際にドレッドに挑戦してみてはいかがでしょうか。
ドレッドで地肌の目立ち具合を抑制
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