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漫画家カラスヤサトシが30代非モテ男子に贈る言葉

日常の些細な出来事をネタにした実録4コマ集『カラスヤサトシ』で注目を集めた漫画家カラスヤサトシ。ガシャポンフィギュアでの一人遊びなど、モテないオタク系独身男の悲哀を自虐的ギャグにして、非モテ男子たちの共感と支持を得てきた作家である。

そのカラスヤサトシ氏が、なんといきなりのデキ婚! しかも、知り合ったその日から即同棲、そのままデキ婚に至るという神展開に、誰もが「マジで!?」と耳を疑った。「(周囲には)とにかくビックリされました。私もビックリだったので仕方ないですが」とカラスヤ氏自身が語るほどだから、まさに奇跡と言うしかない。

『結婚しないと思ってた オタクがDQNな恋をした!』(秋田書店/552円+税)。吉田豪司会によるライムスター宇多丸との対談も収録

先頃発売されたカラスヤ氏の新刊『結婚しないと思ってた』には、そんな“奇跡のデキ婚”の舞台裏が赤裸々に綴られている。そもそもは「ガチでお見合いして、それをマンガに描き、あわよくば結婚まで」という企画だったものの、カラスヤ氏の対女性スキルのあまりの低さゆえ、途中から恋愛ハウツールポ的なマンガに。もはや本来の趣旨を見失いかけていたところに、マンガとは全然別のきっかけから突然の同棲→デキ婚という劇的な結末を迎えることになったのだ。

気になるお相手は、10歳年下のパンク系音楽ライター。カラスヤ氏とは趣味も性格も、育ってきた環境もまるで違う。そんな2人が時に衝突しながらも一緒に生きていこうとする姿には思わず泣き笑い。カラスヤ氏が上京した当時のことを描いた『おのぼり物語』同様、ギャグと叙情が絶妙に絡み合った作品となっている。

今まで以上にプライベートな部分に踏み込んだ作品だけに、描くにあたって難しさもあったと思うのだが、本人いわく「私の自画像が3頭身なので、それに合わせて普通の頭身の嫁を、バランス良く描くのが難しかったです」って、そこですか!

「どんな状況のときも、とりあえず楽しそうに生活してれば、良いほうに転がっていくと思います。その先に結婚、ということもあるかもしれないです」とは、「結婚できないかも」と思っている30代非モテ男子に贈るカラスヤ氏のお言葉。とりあえず『結婚しないと思ってた』を読めば、マジで参考になると思いますよ!

取材・文/新保信長

結婚しないと思ってた オタクがDQNな恋をした!

あのカラスヤさんが結婚!?




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