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10秒でズバッと伝わる話し方――会話の無駄(ノイズ)は徹底的に省け

 説明が下手。話が長い……。プライベートはもちろん、ビジネスにおいて、これらは致命的な欠点になりかねない。そんな、会話に苦手意識を持っている人のために『10秒でズバッと伝わる話し方』の著者・桐生稔氏に話を聞いた。

桐生稔氏

桐生稔氏

「できるビジネスマンは話が短いです。伝えたい内容を、瞬時に“要約&アウトプット”しているためで、話をシンプルに、短くできる。シンプルで核心を突いた会話は『伝わるメッセージ=相手を動かすメッセージ』となる。……このように“伝わる話し方”は、ビジネスを円滑にしてくれます」(桐生氏)

 秘訣は「会話の無駄(ノイズ)を徹底的に省く」こと。それだけで、あなたの言葉が「ズバッと伝わる」ようになる。

 今回は、『10秒でズバッと伝わる話し方』で紹介されている「会話に潜む8つのノイズのカット方法」の中から、3つをご紹介しよう。

1.無駄な癖をカットする


「ま~」「え~」「あの~」「その~」「この~」。これらの「癖」は、会話の中で無意識に連発してしまいがちだ。どんなに優れた内容でも、会話の長さだけが際立ち、つまらない印象を与えてしまうだろう。

「聞き手の理解を妨げる、代表的なノイズです。意識をすれば、これらの癖は、今日から削除できます」(桐生氏)

2.無駄な主観をカットする


 何を言っているのか伝わらないときには、会話に「無駄な主観」が入っているかもしれない。

上司「そういえば、この前頼んだ企画書はどうなった?」

部下「すみません、それでしたら、急ぎの案件がありました関係で、そちらを優先しておりまして、先週までは手が空きませんでしたが、今日から着手しまして、来週の水曜日までには……」

 無駄な主観は、会話のノイズ。これをカットするためには「ニーズファースト」を実践する。つまり、相手がどんな答え(情報)を求めているかを、第1に考える。それでは、どう答えるべきだったのだろうか?

「『(企画書は)未着手です。来週の水曜日に提出します』……これでOKです。無駄な主観をカットすると、ここまでスッキリします」(桐生氏)

3.無駄なワードをカットする


 「ニーズファースト」とともに実践したいのが「結論ファースト」だ。結論ファーストとは「結論から最初に話すこと」で、無駄なワードをカットするために役立つ。けれど、それが難しい人も多いだろう。そんな人にうってつけなのが「ズバリ発想法」である。

「あなたが行きたい国は“ズバリ”どこ?」「あなたが食べたいのは“ズバリ”なに?」このように質問すると、明瞭な答えが出やすい。

「『ズバリ、なに?』と自分に問いかけてみる。この訓練で、結論ファーストを体にしみこませることが期待できます」(桐生氏)

 会話の無駄(ノイズ)を徹底的に省くと「伝わる話し方」になる。伝わる話し方は「意志のこもったメッセージ=相手を動かすメッセージ」となる。伝わる話し方は、、あなたの信頼を高め、自分や相手の正しい選択を助けてくれる。それは、単に相手を利用したり、操作することではない。伝わる話し方は「相手の心を動かす」。だからこそ自然に「相手のアクションを生む=人を動かす」のだ。

「伝わる会話は、能力ではなく、スキルだ」と桐生氏は語る。スキルだからこそ、誰もが磨くことができるのだ。

<文/日刊SPA!取材班>

●『10秒でズバッと伝わる話し方』刊行記念 桐生稔氏「伝わる話し方実践セミナー」開催のお知らせ

日時:2017年10月7日(土) 15時00分~16時30分
場所:東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階 スターティアラボ株式会社
受講料:3,000円
※著書『10秒でズバッと伝わる話し方』(電子書籍を含む)をお持ちいただいた方は、無料で参加いただけます。また、当日会場でご購入いただいた方も、無料で参加いただけます。

申込方法:下記リンクの「【出版記念セミナー】10秒でズバっと伝わる話し方」 をクリックしてください。
※なお電話予約は行っておりません。
http://www.motivation-communication.com/a_speech/1007/

10秒でズバッと伝わる話し方

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