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ホームレスでもスマホさえあれば生活できる――。東京で“貧困ライフ”を謳歌する若者

 一極集中が進み、毎年40万人以上が転入してくる東京。ダイナミックに日々進化するこの都市では、年々格差も拡大している。さまざまな思惑をもって上京する人が列をなすのと同時に、増え続ける“東京の底辺層”とは――?

会社を辞めて気づいた「ホームレス配信者」の道


 仕事を辞めて、家も失う。普通ならば絶望してもおかしくない状況だが、「スマホさえあれば、なんとか生きていける」と話すのは、現在、ホームレス状態の浅川淳さん(仮名・25歳)だ。東京都と千葉県の境目あたりを移動しながら、ライブ配信アプリを通じて得る収入を糧に生活している。

 関西から上京したのは2年前。旅行代理店で働いたが、残業の多さと人間関係に悩むようになった。

「それで結局、後先考えずに辞めちゃいました。けど東京には友達もいないし、会社の同僚とも疎遠になって、気を紛らわすためにライブ配信を始めたんです」

 最初は趣味で始めたライブ配信だが、ネットを通じたコミュニケーションはいつしか救いになっていた。どんどんのめり込み、昼夜問わず配信するようになる。

「熱中しちゃうと声のボリュームが自然とデカくなって、アパート中からクレームが来たんですよ。大家からも『今すぐ出て行ってくれ』と強く言われて、『じゃあ出ていってやるよ!』って。新しく家を借りる金もないし、気が付いたときには、無職で家もない“終わってる”状況になってました」

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ライブ配信で稼ぐ額は……

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