多摩川の“リア充”ホームレス、グルメ三昧の優雅な日々
ホームレスといえば、一文無しで路上をさまよう悲惨な姿をイメージしがちだが、東京・多摩川では真逆の優雅な生活を送っているホームレスが存在するという。グルメ三昧の日々を送る「リア充ホームレス」の生活に密着した続編――
頬を切るような冷たい風が吹く多摩川某所。多くのホームレスが根城にするこの極寒の多摩川沿いで、彼らはどのように生活しているのか。’16年1月に実地された厚生労働省発表の「ホームレスの実態に関する全国調査」によると、全国のホームレスの数は6235人と報告されている。4年前の調査と比べると、3000人近く減少しているが、この多摩川ではむしろホームレスが増加しているという。そんな噂を検証するために現地を訪れた取材班だったが、そこで目撃したのは予想を上回る彼らのリア充生活ぶりだった!
そこには「毛布や段ボールに包まってビニールシートで雨露を凌ぐ……」というありがちなホームレス像ではなく、鉄パイプや木材でしっかりと基礎が組まれ、見た目は小洒落たログハウス風の小屋が散見。さらに河川の増水に備えて、大半の住処は高床式で造られており、当たり前のように発電機も完備されている。もはや、ホーム“レス”とは呼べない住宅事情だったのだ……! 川沿いは広範囲にわたって2mを超える竹やススキが覆い尽くしているため、外からは何も窺えない。取材班が茂みを掻き分け、けもの道を突き進んでいると突然、辺り一帯においしそうな匂いが漂ってきた。
生活水準は一般人以上!? 充実ライフを覗いてみた!
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