「ユニクロで今すぐ、買うべきアイテム」ベスト5 2017年秋冬
―[メンズファッションバイヤーMB]―
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第154回目をよろしくお願いします。

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)
この秋冬はやはりコレ!! フェイクレザーの革命です!! ひと昔前に出していたユニクロの「ネオレザー」とはまったく異なるクオリティ、これはもはや本革です。遠目どころか実際に触って確かめても「これは……合皮?? 本革??」とプロでも悩むくらいのリアルな風合い。化学繊維の開発はついにここまで進歩しました。
「今の時期からレザーを買ってもなあ」と思う人もいるかもしれませんが、雨でも雪でもお構いなしに着用できるのが、まさに合皮の良いところ。中に「ウルトラライトダウン」などを入れてしまえば、まだまだ都内ならアウターとして活用できます。また1月2月の冬本番ではコートのインナーに入れる着こなしもオススメ。
こんな風に中に入れて襟だけ出せばいつものコートがまるで違った印象にもなります。ちなみにこのライダース、中綿素材を入れてあるので通常のレザーよりも防寒性はやや高め、秋冬でも安心です。無論デザイン的に春も使えますから、3月4月などからは再びアウターとして使えるでしょう。
海外ファストファッションのようなゴチャゴチャと詰め込んだデザインではなく、ユニクロらしい極めてシンプルスタンダードなデザインは長く愛用できるはず。これ、今年買わないと「損するレベル」です。
★4位:パジャマ(長袖)+E 2990円(+税)
ついに来た!! ユニクロがひっそりとパジャマを始めていました!!
「寝る格好なんて別にどーでもええわ!!」とツッコミをいただきそうですが笑。しかし、ながら「ゴミ出し」のときにいちいち上だけ着替えたりするのも面倒だし、宅配業者さんを迎えるときにだらしない格好を見せるのもちょっと気になるもの。だったら「誰に見られても恥ずかしくないパジャマ」のほうが楽ではありませんか。1万円もする「ブランドパジャマ」なら買うのも躊躇しますが、2990円なら「たまにはいいか」と奮発できるレベルです。これでゴミ出しも気にせずに済みます。
すっきりとしたやや細身シルエットの綺麗なシャツとパンツは、「組み合わせを変えれば日常着としても使えるのでは?」と思ってしまうほどのレベル。パンツはウエスト周りはゆったりですが、裾はやや細めに仕上げており、パジャマだからと手を抜いたりしていません。
メンズのパジャマは良品が本当に少ない。良品はブランドモノとなり値段が跳ね上がるし、安いものはどうしようもなくチープなものしかない。空洞になっていた「安くて格好良いメンズパジャマ市場」を見事にユニクロがかっさらっていきそうです。
★3位:メリノブレンドタートルネックセーター(長袖) 3990円(+税)
エルメスの元デザイナー「クリストフルメール」との協業ラインである「ユニクロU」。ルメール得意のリラックスシルエットのニットをユニクロの生産背景で表現したのがこちら。ニットは「カシミヤ」だの、「ファインメリノ」だの、ユニクロも素材に力を入れているだけに、価格不相応な見事な出来となっています。
ニットは艶のある美しいものは基本的に薄手となるために冬は着用しにくく、逆に厚手にすると艶のない野暮ったい素材が多いため、「冬に使える艶アリニット」は市場になかなかありませんでした。……いや、もちろんあるにはあるのですが「カシミア」だったり高級素材を使ったものになるため価格が跳ね上がってしまう。「安い・艶があって高級感がある・真冬も使える肉感」、この3拍子が揃ったアイテムが存在しなかったのです。
しかし、こちらはツヤ感のあるメリノウールと化学繊維を混紡し肉厚でもツヤ感のある「真冬最強のニットウェア」を実現。このクオリティで3990円はルメールさんもたまげたことでしょう。私は全色買いしました。過去3年間のユニクロ製品で「最もクオリティの高いニットウェア」だと私は思っています。
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ファッションバイヤー。最新刊『ロードマップ』のほか、『MBの偏愛ブランド図鑑』『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Xアカウント:@MBKnowerMag)

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