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ハゲに朗報!毛を生えさせる再生医療PRPって何?

「美容医療の領域ではPRPの局所注射で、顔の皮膚のコラーゲンの増加や、皮膚が厚くなることが報告されています。各種成長因子の複合的な作用で皮膚の若返り効果があると言われています。」(小山太郎医師)  血小板の中には様々な成長因子があり、その成長因子にはコラーゲンを増やしたり、新しい血管を作ったりなど、皮膚の若返りにつながる能力があるとのことだ。
赤血球と血小板

うすいピンクが赤血球、濃いピンクで小さいのが血小板

「発毛に関与しうる成長因子も存在しますので、PRPを薄毛治療の目的で用いている医療施設もあります」(小山太郎医師)  自分自身の血液を使うことから、副作用は少ないという。この治療が万人に成功したら、文字通り夢の発毛治療ということになる。ただし、その道のりはまだ遠いようだ。

リスクは低いが効果もまだはっきりしないPRP

「リスクが低いので、安全性において美容医療の領域では広く使われています。  PRPによる薄毛治療については、効果があると報告もあれば、そうではないという報告もあります。PRPといっても、どうやって作成して、どれぐらいの量を、どれくらいの頻度でどれくらいの期間、注射すれば、どれくらいの効果が期待できるのかについては、十分な検証はまだなされていません。  髪についてはPRPだけで治療していくのではなくて、従来の薬剤とのコンビネーションというのが現実的だと考えます」(小山太郎医師)  現時点では発毛効果が充分に検証されたとは言い難いとのこと。しかし、超高齢化社会の到来とともに再生医療はものすごいスピードで進化を遂げている。  何歳になっても髪がフサフサという夢の実現のため、この治療には是非一役買ってもらいたいものだ。<取材・文/ジャーナリスト・草薙厚子>
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