ビーチバレーの魅力は美人アスリートを間近で堪能できるだけではない
今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪 第62回~
フモフモ編集長と申します。僕は普段、スポーツ観戦記をつづった「スポーツ見るもの語る者~フモフモコラム」というブログを運営しているスポーツ好きブロガーです。2012年のロンドン五輪の際には『自由すぎるオリンピック観戦術』なる著書を刊行するなど、知っている人は知っている(※知らない人は知らない)存在です。今回は日刊SPA!にお邪魔しまして、新たなスポーツ観戦の旅に出ることにしました。
今回訪れましたのはビーチバレーです。バレーボールと言えば、日本は「東洋の魔女」などの栄光の歴史を持ち、お家芸として人気も高い競技です。東京五輪では有明アリーナという新会場を建て、バレーボールを盛り立てていく構え。見たいことは見たいけれど、きっと競争率も激しいんだろうなぁ……と、そこで浮上するのがビーチバレーです。
ビーチバレーについて、そういうものがあることは知っているけれど、見たことはないという人がほとんどでしょう。そして、よくよく考えると持っている知識が「浅尾美和」だけという人も多いことでしょう。水着目当てのオジサンでにぎわっている可能性もありますが、少なくともインドアの6人制バレーボールよりは空いているでしょう。いつもより「穴場」という響きもちょっとイヤらしくなりますが、ビーチバレーの穴場感をチェックしておかなくては。
訪れたのは、大田区にあります大森水辺スポーツ広場・ビーチバレー場。海に面した公園の一角に、観客席を備えたメインコートを含むビーチバレーコート4面を備えたビーチバレー専用の競技施設です。東京五輪での試合会場はこちらではなくお台場の潮風公園に設けられますが、ビーチバレーの賑わいを探るには申し分ない会場です。
目の前に広がる景色に早くもテンションが上がります。白く輝く砂。青いバンドで区切られたコート。選手たちが座るベンチは渚の白いデッキチェアーで、関係者が詰めるテントは青と白のリゾート仕様。ここは本当に大田区なのだろうか、ハワイとかじゃないのか。海外にでもやってきたような気持ちになります。
この日の試合は今夏インドネシア・ジャカルタにて開催されるアジア大会への派遣ペアを決めるという位置づけのもの。国内トップペアが一堂に会し、男女それぞれの上位2チームに与えられる出場権を争います。
男子ではビーチバレーで2度の五輪出場歴がある白鳥勝浩選手、インドアの日本代表主力選手として活躍した石島雄介選手や越川優選手など実績・知名度ともに高い選手たちが、それぞれにペアを組んで出場しています。
また、女子では週刊誌のグラビアで「恵体」ぶりが話題になった坂口佳穂さんのペアも出場。豪華な顔ぶれです。
ガキ使の伝言ゲームにめちゃ笑った22歳初日!!
— Kaho Sakaguchi (@KAHOSCOAT) March 25, 2018
Vサイン✌️たくさんできる歳に!! pic.twitter.com/GZkFlYMX4T
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