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反則級のウラ技!? Nintendo Switch版『ロックマン クラシックス コレクション』の巻き戻し機能がスゴい!

ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

 これまでPS4や3DSなどで展開されてきた『ロックマン クラシックス コレクション』が、5月24日にNintendo Switchに登場しました。『クラシックス コレクション』にはファミコン時代の『ロックマン1』~『ロックマン6』、『クラシックス コレクション 2』にはスーファミやWii向けに発売された『ロックマン7』~『ロックマン10』が収録されています。Nintendo Switch版は、セットでお得なパッケージ版『クラシックス コレクション 1+2』とそれぞれ単品で購入できるダウンロード版が用意されています。  振り返ってみれば、初代『ロックマン』は1987年12月にファミコンソフトとして発売され、その後シリーズを重ねるとともに『スーパーマリオ』とは異なる新たな横スクロールアクションとして不動の地位を確立しました。

Nintendo Switch版『ロックマン クラシックス コレクション』

 『ロックマン』がファミコン少年たちの心を掴んだポイントは3つ挙げられます。まずは、個性的なボス。イエローデビル、エアーマン、クイックマン、シャドーマン、ファラオマン……とシリーズごとに登場するバラエティ豊かなボスと、その特徴にマッチしたステージデザインがプレイヤーを飽きさせませんでした。主人公が記憶に残っているゲームは多いですが、ボスも同等以上に思い出深いというのは『ロックマン』ならではでしょう。『ロックマン2』から始まったボスキャラの一般募集も盛り上がりました。  2つめのポイントは、プレイするステージを自由に選べた点。多くのゲームが決められた順番にステージを周回するシステムだったなか、『ロックマン』は初代からステージセレクトができました。各ステージのボスを倒すと手に入る特殊武器の効果と自分の腕前を計算に入れて、どの順番で回るのがいいか、そうした攻略を考えるのも楽しかったです。  そして3つめは難度の高さとテンポの良さの両立。初見殺しといわれるほど『ロックマン』は厳しい仕掛けだらけですぐミスになってしまいますが、いったん地形や敵の動きのパターンを覚えると今度はテンポよくクリアできる爽快感がありました。そのメリハリがアクションゲームとしての高評価につながったわけです。  ファミコンで始まった『ロックマン』は、その後『ロックマンX』『ロックマンDASH』『ロックマンエグゼ』など派生シリーズもヒットし、タイトル数136本、総販売本数3200万本を誇る一大シリーズとなりました。年内には無印『ロックマン』シリーズとしては久々となる新作『ロックマン11 運命の歯車!!』もリリース予定です。
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時間を巻き戻せる「リワインド機能」を新搭載
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