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「スマホゲーム=無料」の構図に変化!? 韓国発の有料ゲーム『ダンジョンメーカー』異例のブレイク

ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報


ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

『ダンジョンメーカー』
iOS、Android/GameCoaster/iOS版360円、Android版310円

 5月18日に配信が始まった韓国発のスマホゲーム『ダンジョンメーカー』が、硬派なゲーム性といくらでもやり込める熱中度の高さで口コミを中心にブレイクしています。

 ゲーム内容はあとで紹介するとして、『ダンジョンメーカー』はiOS版360円、Android版310円という有料アプリ。こうした少額有料のタイトルはスマホゲームの初期にはヒット作もいろいろとありましたが、最近はソーシャル要素がある「基本プレイ無料」のゲームが主流となっていて珍しさを感じます。

ダンジョンメーカー

 そもそも基本プレイ無料というモデル(広告収入がメインのアプリは除く)は、無料で多くのプレイヤーを集めて、一部の課金者から収益の大半を稼ぐというやり方です。一般的に課金者は総プレイヤーの10%以下と言われ、収益の点だけ見れば9割の無課金者を1割の課金者が支えるという構図になります。

 ただ、最近は基本プレイ無料が当たり前になったことで、無料だから人が集まるとは限らなくなってきました。とりあえずダウンロードはするけど、無料ゆえの気軽さでつまらなかったらすぐにやめるという人も増えているようです。

 この『ダンジョンメーカー』はプレイを重ねるごとに面白くなっていくスルメ系のゲーム。そうした意味でも最初にお金を払って買うというスタイルがプラスに働いた可能性があります。もしソーシャル要素や派手なガチャ要素を入れ込んで基本無料にしていたら、逆にここまで流行らなかったかもしれません。

 “無料”のインパクトが以前より薄れるなか、どの時点で誰にお金を払ってもらうのか。制作・運営サイドにとってはまた難しい時代がやってきたような気がします。

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ブレイク中の『ダンジョンメーカー』はこんなゲーム!

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