高卒パート主婦が年収700万円の“フリーランス秘書”になれたワケ
フリーランス秘書として活動するようになってからは収入が急増し、現在は6つの企業と長期契約を結んで、年収は700万円前後をキープしている。
「パート時代と仕事の活動時間自体はそんなに変わりませんが、休憩が自由に取れますし、自分の裁量でスケジューリングができます。時間の融通はすごく利くようになりましたね。一方で、生活のためにいかにお金を稼ぐかを毎月毎月考える必要があります。毎月の売り上げを追わないといけないのは結構しんどいです」
ただ、このビジネスの魅力が認知されるにつれ、今後は競合が増えてくるだろうと彼女は冷静に予想もしている。
「今後は柔軟に仕事を変えていこうと思っています。そういうところも、フリーランスのメリットかもしれません」
一つの仕事に固執せず、そのときどきの時代の流れを乗りこなす彼女。見習いたいものだ。
●高西愛美さん(31歳)
2人の子供を抱える年収108万円のパートタイム主婦から、’17年にフリーランス秘書業に転身。現在はドイツに移住しネット経由のリモートで仕事を動かしている
― フリーランスの明暗 ―
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