外国人留学生はほぼ“移民”。人手不足の日本を支える存在に!?
「少子高齢化が進んでいるのにコンビニの店舗数はどんどん増える。現場が人手不足になるのは当たり前で、留学生の力を借りるしかない状況なんです。外国人が就労できる新たな在留資格をつくり、受け入れを拡大するとした『骨太の方針』にしても、企業側の意向を受けていることは明らか。28時間の制限にも無理があるし、『移民政策は取らない』という建前を維持しながら、なし崩し的に留学生を労働力の補填に使う流れは今後も続くのではないかと思います」
日夜バイトに勤しむ外国人は留学生というよりはほぼ“移民”と化している。日本における外国人の就業制度の建前と実態は、今後ますます乖離していきそうだ。
取材・文・撮影/加藤カジカ 鼠入昌史 古澤誠一郎 林 泰人(本誌)
― 出稼ぎ留学生の実態 ―
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