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交通の便がよくても「居心地が悪い街」ワースト5 ――住んだらイメージと違う!?

 東京五輪に向けて一段と注目が集まる首都圏。一見、好景気に沸くエリアも災害リスクや地価下落、さらにはご近所トラブルなどが潜む。そこで、首都圏の「ヤバい街」を各ジャンルのプロがランキング化。人気な街の“意外な顔”が明らかになる!
池尻大橋

池尻大橋に立つ強風注意の看板。「強風により車道へ押し出される可能性があります」とか

交通の便がよくても生活がツラい!便利だけど居心地が悪い街

 たとえ交通の便が良く賑わっていても、居心地の悪い街はある。そこで、某大手地図会社に勤め、首都圏各所を歩いて回る地図のプロ・H氏に匿名を条件に話を聞いた。 「まず便利さと裏腹に居心地が悪いのが池尻大橋(ワースト1位)。渋谷から一駅で交通の便はいいのですが、五輪景気で環境が一変。246号線沿いは次々と高層建築物が建てられ、ビル風が強くなった池尻大橋では強風注意の標識があるほどです。オシャレな人が住んでいるイメージは強いですが、みんなキメた髪型や服装が風で乱れていますよ」  最近、再開発事業が進み、大学の誘致に成功して「若者の街」と言われている北千住が2位に。 「5路線が使える人気のターミナル駅ですが、夜中は閑散。商店街には足立区や埼玉方面から来たヤンキーがたむろし、大学生たちもうるさい。かつてからある汚い・危険のイメージを払拭したとは言い切れません」
北千住

夜になると騒がしい若者が駅前に集まる北千住。近くのコンビニでは店前にたむろ

 空き家のリノベーションなど、こちらも街の顔を変えながら、いまだ下町の風情が残る向島も3位にランクイン。 「行き止まり、通称“ドンツキ”が多いのが厄介です。民家が密集した細い道が入り組んでいるため、宅配の人も迷うし、火事が起きたら一巻の終わり」
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JR総武線沿線の街も安易に住んではいけない
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