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大阪の「住んではいけない新興ベッドタウン」トップ3。投資家が選んだ3位は吹田市

 間もなく引っ越しシーズンが到来。「住みたい街」上位に飛びつくよりも、「住みたくない街」を回避するのが賢明だ。さまざまな観点のランキングを参考に、快適な住まいを探すのだ! 今回は東京を中心に紹介しているが、大阪の状況はどうなのだろうか。大阪の新興ベッドタウンについて専門家に聞いてみた。 【特集一覧】⇒東京[住むとヤバい街]ランキング

関西屈指のベッドタウン・堺市が住みづらい?

 今回の「住みたくない街」ランキング、大阪はどうか。近畿圏を中心に不動産投資を営む岡田のぶゆき氏が選ぶ、「本当は住みづらい新興ベッドタウン・大阪編」。1位は人口82万人で関西屈指のベッドタウン・堺市だ。
東京[住むとヤバい街]ランキング

堺市は歴史もある政令指定都市ではあるが、現在は完全に大阪市の衛星都市(ベッドタウン)となっている

「『泉北高速鉄道』は運賃が割高で有名。市内は歩道のない狭い道路の地域があり、歩行者もドライバーもストレスです。大阪刑務所があるのも治安の点でファミリー層には減点対象です」

通勤時間が長く、大型トラックが多数走る街

 続いて2位は、高層住宅が乱立するベイエリア、大阪市の南港ポートタウンだ。 「大阪市内なのに中心部の梅田に出るまで電車で40分と通勤がしんどい。物流拠点が近く、大きなトラックがガンガン走るので、子供がいる親は気を使う。東京の湾岸と比べ、総じてイケてない」
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大阪はクセ強住宅地が多め、見極めは慎重に
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