雑学

うまいビールに泡が欠かせないのはなぜなのか?

 人々の好みがますます多様化するなか、今年4月から酒税法の改正でビールの定義が変わり、個性派の商品が登場。高アルコールの新ジャンルも加わるなど、アルコール市場の競争が熱くなっていることは、知っているだろうか?

 そんなアルコール市場にあって、低迷がささやかれているのがビール市場なのだが、そのなかにあって、市場の落ち込みに反して好調なのが、サントリービールの「ザ・プレミアム・モルツ」(以下プレモル)だ。ビール党じゃなくても、石原さとみのCMは記憶にあるはず。

サントリービール「ザ・プレミアム・モルツ」

前年比104%。猛暑でも売れたプレモルの秘密


 このプレモルは、ビール最盛期の夏(7-9月期)に、ビール市場全体が前年比96%(※推計)と低迷しているなかでも数字を伸ばし、前年比104%(見込み)を達成する勢いだという。1-9月の累計でも市場全体が95%(※推計)と落ち込むなかでも、プレモルは前年を上回る勢いだ。

 今年は猛暑が厳しく、ビールが売れないと言われたなかで、この数字は驚異的。なぜ、プレモルは好調なのか?

 その秘密は“泡”に焦点を当てたプレモルを絶妙に表現する“神泡プロモーション”の効果があるようだ。

六本木ヒルズに期間限定で「ザ・プレミアム・モルツ 神泡Bar」がオープン


 例えば、同社が9月21日(金)~23日(日)の期間限定で、六本木ヒルズにオープンした「ザ・プレミアム・モルツ 神泡Bar」も、“神泡プロモーション”の一つ。

期間限定で六本木ヒルズにオープンした「ザ・プレミアム・モルツ 神泡Bar」

 同イベントでは、“神泡”を通じてビールならではの魅力を体感してほしいとの思いから、ビアスタンド形式の神泡Barをオープン。“神泡”のプレモルブランドを楽しめるほか、泡の役割を視覚的にわかりやすく説明するデモンストレーションや、「家庭向け神泡サーバー」の紹介など、“神泡”の魅力を余すことなく体感できる。

左から「ザ・プレミアム・モルツ」、「ザ・プレミアム・モルツ<香るエール>」、「ザ・プレミアム・モルツ<黒>」(各税込み400円)。この3つの神泡を同時に楽しめる「ザ・プレミアム・モルツ3種セット」は税込み1000円

 実際に記者も神泡Barを訪問。プレモルの泡へのこだわりを体感してきた。まずはこの写真を見てほしい。

普通のビール(写真左)は、かき混ぜても混ざるだけ

 普通のビールは、かき混ぜでも上の写真のように泡と黄金色の液体が混ざるだけだが、プレモルのほうはかき混ぜると、このようにビールがグラスからあふれ出す。

プレモル(写真右)をかき混ぜると、このとおり。わざとこぼしているわけではない

 その理由は、プレモルの泡にある。

“神泡”の役割は口当たりのよさだけではない!


 そもそも同社の調査では、ユーザーにとって最高においしいビール類の特徴は「泡がきめ細かい」ことであり、ビール固有の価値である“泡”に対する注目はますます高まっているという。

 プレモルの魅力は、華やかな香りや深いコクを愉しめるビールだということ。そんな香りやコクを実現するために、泡が果たしている役割は大きい。なぜならビールの泡は、黄金色の液体が空気に触れて酸化するのを防ぎ、味や香り、炭酸ガスを逃がさないといった蓋の役割を果たしているから。

うまさの秘密は泡にあり!

 つまり、プレモルのきめ細かくクリーミーな泡は、その口当たりのよさでビールの美味しさを引き立ててくれるだけでなく、プレモル本来の香りやコクを楽しむためにも欠かせないというわけだ。

 低迷するビール市場にあって、ビール党の熱い支持を集めるプレモル。好調のもう1つの要因は、そんなビール党だけでなく、“神泡”に魅了されて再びビールを支持する人が増えてきているからなのかも。 <取材・文・写真/編集部>

※ サントリー推計

提供/サントリービール





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