量販店のスーツを買うときに「やってはいけない」2つのポイント
スタイリッシュな型紙のスーツを2万~4万円台で扱うショップを総称し、これらのブランドは「ツープライススーツ量販店」と呼ばれています。
THE SUIT COMPANY、SUIT SELECT、P.S.FA、オリヒカ、ONLYなど、20~40代のビジネスマンであれば一度は利用した経験があるのではないでしょうか。
各社それぞれ特徴はありますが、いずれもリーズナブルでありながらスタイリッシュなビジネスアイテムを扱っています。それでも、選び方を間違え残念に見えているビジネスマンが一定数いることも事実です。
『毎朝、迷わない! ユニクロ&ツープライススーツの上手な使い方』の著者、森井良行が「ツープライススーツ量販店でやりがちなNGポイント」をお伝えします。
「あれっ、いつもと同じサイズなのにちょっと窮屈な気がする」
「ちょっと太ったかな?」
こんな経験ありませんか。その理由は太ったからではなく、いつも選んでいるジャケットと型紙が違う可能性が高いのです。「型紙」とはスーツの設計図と言われ、これによって同じサイズ感であったとしても、その仕上がりは微妙に変わります。
ツープライススーツ量販店で扱っているジャケット・スーツは必ずしも同じ工場でつくっているわけではなく、複数の工場で作られています。
そもそも同じウール生地であっても「生地の厚み」や「混紡の素材」によって、ジャケットの着心地や伸縮性も変わります。サイズ表記はあくまで目安であって、鵜呑みにしないということが重要です。
「ジャケットは肩で着る!」という言葉の通り、スーツ・ジャケットを試着において、サイズ感が重要だからです。S/M/Lというようにサイズ単位が1方向のカジュアル服とはちがい、スーツショップは「身長」×「体形」というように縦横の掛け算でサイズが決まります。
この事実からも分かるように、ビジネスファッションではカジュアル以上にサイズ感が重要だというワケなのです。サイズ表記は目安であり、試着で感じた直観を信じましょう!
サイズ表記をうのみにしてはいけないワケ
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“あなたのお抱えスタイリスト”として、その違和感を言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。公式サイト「エレカジ」では、80件を超えるコーディネート事例を公開。
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『毎朝、迷わない! ユニクロ&ツープライススーツの上手な使い方』 ビジネスファッションを量販店で上手に揃える方法を具体例で紹介 |
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