人気アニメのキャラクターコスプレをして写真を撮り合っていた男子大学生4人組は、ハロウィンについてこう話す。 「今年のハロウィンはやばいっすよ。僕はここ2、3年毎年参加してますけど、なんか今年はスラム街みたいになっちゃってますよね。僕らはあくまで健全な『仮装イベント』のつもりで来てるんで、テレビでやってるようなあんな馬鹿なことはしないっす！」 　ナースコスプレの女子大生2人組。痴漢被害などの報道もあるが、来ることに躊躇はなかったのか。 「怖い気持ちはありますけど、まあ大丈夫っしょって感じです（笑）。これだけ警察の人もいるので、安心かなーって」 　無事を祈る。 　昼間の時点で警察官が多数集結していた渋谷の街。ハロウィン本番の夜になれば、さらにその数は増えるだろう。ただ、それは仮装した一般客も同じ。これからの時間帯から、ハロウィンに来る参加者は急増するだろう。その中には、ハロウィンの意味をはき違えた者もいるはずだ。先日のような日本とは思えない治安の悪い渋谷にならぬよう、警察の活躍に期待したい。＜取材・文／日刊SPA！取材班＞