エンタメ

女性芸能人と結婚してブレイクした男たち

山崎育三郎:安倍なつみと結婚、舞台・ドラマ・音楽とマルチに活躍

 次は、ミュージカル俳優の山崎育三郎だ。12月12日の『2018 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)では、彼が主演にキャスティングされた2016年のミュージカル『プリシラ』(※来年3月に再演)にちなみ、ドラァグクイーン(女装)のパフォーマンスを披露して視聴者の度肝を抜いたばかりである。  そんな山崎は、2011年の舞台『嵐が丘』で夫婦役を演じていた元モーニング娘。の安倍なつみと、2015年12月にゴールイン。12歳で舞台デビューした山崎もすでに29歳になっており、ミュージカル界では“プリンス”としての地位を確立していたが、この頃から『下町ロケット』(2015年、TBS系)や『グッドパートナー 無敵の弁護士』(2016年、テレビ朝日系)といったテレビドラマに続々と出演。2016年には日本の名曲カバーアルバム『1936 ~your songs~』を発売し、日本レコード大賞の企画賞に輝いている。舞台のみならず、多方面に活躍の場を広げているのだ。

渡部篤郎:RIKACOと結婚、アカデミー賞の獲得で上り調子に

 12月14日放送の東海テレビ60周年記念スペシャルドラマ『大誘拐2018』(フジテレビ系)で、ベテラン刑事役を演じたのも記憶に新しい渡部篤郎。渋い演技の光る名俳優だが、決して最初から売れていたわけではない。かつては成人映画である日活ロマンポルノにも出演していたほど、仕事を選ぶ余裕がなかったのだ。  1991年に『青春の門』(テレビ東京系)でテレビドラマ初主演を飾るも、まだまだブレイクには程遠かった渡部。しかし1993年のドラマ『湘南女子寮物語』(テレビ朝日系)がきっかけで、ファッションリーダーの元祖ともいえるRIKACOと出会い、あっという間に同棲から結婚までこぎつける。RIKACOとは2005年に破局を迎えたが、渡部は1995年の映画『静かな生活』で日本アカデミー賞の新人賞&優秀主演男優賞という2冠を達成したほか、1997年のドラマ『ストーカー 逃げきれぬ愛』(日本テレビ系)など、数々のテレビドラマでその才能を発揮していくことになった。

 ――彼らは、妻のネームバリューに後押しされた部分もあるのかもしれないが、そもそも人気女性芸能人との結婚を実現させた段階で、人並み以上のポテンシャルの持ち主だったのだろう。芸能界での成功を収めるのは必然だったろうし、今後もより一層の躍進を期待したい。<文/A4studio>
1
2
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート