平成30年間で世界はここまで変わった…ケータイ、音楽、働き方も
いよいよ訪れる平成という一時代の終焉に、寂しく思う人も多いのではないだろうか。昭和時代の半分にも満たない“平成30年間”だが、この30年間で様々な物や、社会のシステムが進化、変容してきた。
そこで今回は、この“平成30年間”で大きく変わった物たちをまとめて紹介。これを読んでこの30年を振り返ってみてはいかがだろうか。
最初にご紹介したいのは、平成における進化の代表格といってもいい携帯電話について。
平成初期、数々のメーカーが、電話の小型化に躍起になっていたが、その普及率はかなり低く、人口の1%にも満たないほどだった。だが、“カメラ付き携帯電話”や“iモード”の登場により『ガラケー』が一気に普及し、人口の半分弱の人が所持するようになる。
さらに平成19年(2007年)、iPhoneの登場を契機に、タッチパネルで自由に操作できる『スマホ』が主流に。SNSなどの登場によって多くの人の生活が豊かになり、現在、携帯電話所持率は100%を超えるまでになっている。
続いて、携帯電話の進化と共に社会に欠かせないものとなったのがインターネットだ。
今や、生活とは切っても切れないものであるインターネットだが、一般的に普及しはじめてからまだ20年余りの歴史しかない。
インターネットの登場により、多くの情報が自宅にいながら得られるように。さらに現在、情報を得るだけでなく、YouTubeやSNSなどの媒体を通して、個人が情報を発信できるようになり、社会は急変。誤った情報も多く流れてしまうインターネットでは、高いネットリテラシーが求められている。
教育の現場にも大きな変化が見られたと言えるだろう。
平成2年(1990年)にセンター試験が始まり、来年を最後に廃止が発表されるなど、受験のシステムにも大きな変化が見られるが、なかでも学校教育の在り方が大きく変わったと言えるだろう。
“週5日制”や“ゆとり教育”に代表されるように、様々な改革が行われてきたのと同時に、平成当初は当たり前だった教師からの体罰が厳しく罰せられるようになるなど、先生と生徒の立場にも大きな変化が起きている。
携帯電話
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教育
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