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競馬のプロが選んだ「GWに狙いたい穴馬」ベスト5

かきつばた記念は大混戦で地方勢にもチャンスが

<第3位>かきつばた記念 5月1日 名古屋競馬場 穴馬:エイシンバランサー 穴馬:サクラレグナム  GWの交流重賞の中で一番難解で波乱含みなのが、名古屋競馬場で行われるかきつばた記念だろう。基本的にはJRAの馬が強い交流重賞だが、近年は差が縮まってきており、特に今年のメンバーならば地方勢にもチャンスがある。そこで面白いのが兵庫のエイシンバランサーと、高知のサクラレグナム。  ともに地方所属ながら、実は以前はJRAに在籍してOPクラスで戦っていた実力馬だ。例えるなら独立リーグで活躍する元NPBのプロ野球選手のようなもので、能力の差は大きくない。まだ出走状況が不透明なため2頭挙げたが、より面白そうなのは暖かくなると調子を上げてくるエイシンバランサーか。 <第2位>NHKマイルカップ 5月5日 東京競馬場 穴馬:トオヤリトセイト  新元号、令和最初のG1となるのがNHKマイルカップ。今年は桜花賞馬グランアレグリアの参戦もあり盛り上がりそうだが、かつては900万円馬券も飛び出すなど、毎年のように穴馬が馬券に絡んでくる波乱含みの一戦。そこで面白いのがトオヤリトセイト。  デビュー以来大きく出遅れた2戦目の万両賞以外は崩れ知らずで、初の強敵相手となったアーリントンカップでも11番人気ながら外からしぶとく伸びてきて3着を確保、本番へと駒を進めて来た。混戦に強く地味なタイプなので人気になりにくいが、実力は確か。マイルG1では頼りになる福永騎手の手腕にも期待したい。

長い直線の新潟外回り&高齢でも走る血統、ダブルで狙える!

<第1位>新潟大賞典 4月29日 新潟競馬場 穴馬:エアアンセム

昨年の函館記念で見事1着となったエアアンセム。このとき騎乗は藤岡佑介騎手だった。(写真/産経新聞社)

 最も注目したいたい穴馬は新潟大賞典に出走予定のエアアンセムだろう。今年に入ってからの2戦は7着、5着と見せ場を作れていないが、中山金杯の7着は位置取りが悪く、小倉大賞典の5着は直線で前が塞がる不利があった。器用さに欠ける面があるだけに、長い直線の新潟外回りも合う。  既に8歳という年齢が気になるかもしれないが、血統的にはむしろ高齢になって活躍する一族。年齢的なことと今年に入ってからの戦績の悪さで人気が落ちるようなら、むしろ絶好の狙いどころになる。平成最後の重賞でビッグなボーナスをもたらしてくれそうだ。  TARO氏の予想を元に10連休にウマい馬券を狙ってみて欲しい。 【TARO】 競馬予想ブログとしては屈指の人気を誇る『TAROの競馬』を主宰する気鋭の競馬予想家。最新の著書に『万馬券の教科書』(ガイドワークス)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(扶桑社)が発売中。 構成/勝SPA!取材班
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