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「夏は牝馬、冬は牡馬」は本当か? 競馬の格言をデータから検証してみた

競馬の格言を検証!

競走馬

写真はイメージ

 昨年、競馬の格言シリーズとして、「ハイペースは差し有利、スローペースは先行有利」は本当か? という内容に関してを記事を書かせていただきました。ご覧になってない方のために簡単に内容を紹介すると、基本的には格言通り、ハイペースは差し有利、スローペースは先行有利で間違いないのですが、上級条件など実力馬が真逆の適性を有している場合ならその限りではないというのが検証結果となりました。  そこで今回は「夏は牝馬、冬は牡馬」という格言について検証していこうと思います。本格的に寒くなってきた今日この頃。暑さよりも寒さに弱い筆者は、冬場でも短いスカートを履いている女性を見ると「男性よりも女性の方が寒さに強いよなー」と思うのですが、競馬の世界では逆の格言が長く使われています。  この格言が正しいのか? それとも筆者の感覚が正しいのか? 検証していきましょう。

まずは夏場の成績を検証

 それでは、さっそくデータを見てみましょう。なお、各シーズンの定義は1~3月が冬、4~6月が春、7~9月が夏、10~12月が秋とさせていただきます。 ■牡馬(セン馬含む)のシーズン別複勝率 春 22.4% 夏 22.2% 秋 23.1% 冬 23.3% ■牝馬のシーズン別複勝率 春 19.3% 夏 21.7% 秋 19.3% 冬 18.0% ※いずれも期間は2017年~2021年  まず前提条件として、昨今の超G1級牝馬の存在により麻痺していますが、基本的に全体を見ると競馬は牡馬が優勢です。人間の陸上競技でも男性と女性ではタイムが異なりますし、そもそも同じレースを走る事はありません。それが競馬では斤量というハンデこそあるものの、同じレースを走るわけですから差が出るのはて当然なのです。  陸上競技ほどタイムトライアルな側面はないにせよ、速く走る事が求められる競馬という競技では、スピードを生み出す筋力が重要。筋肉量に男女の差があるのは人間も競走馬も同じです。それがこのように根本的な成績の差となっているのです。  これを踏まえたうえで成績をさらに細かく見ていくと、牡馬は最も複勝率が高く出力されたのが冬の23.3%で、夏の複勝率は22.2%と最も低く出力されています。一方で、牝馬はというと、最も複勝率が高く出力されたのは夏の21.7%で、最も複勝率が低く出力されたのは冬の18.0%でした。
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季節による牡馬と牝馬の特徴とは
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