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荒れる金杯。競馬の鉄人3人が注目する穴馬。その根拠はどこにあるのか

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写真はイメージ

 あけましておめでとうございます。競馬ファンのお正月、東西の金杯が今年も1月5日に開催されます。勝SPA!競馬連載陣から気鋭の予想家・安井涼太氏、競馬予想家TARO氏、元競馬雑誌編集長・松縄氏の超豪華3名からお年玉な狙い馬を一挙まとめて教えちゃいます!  まずは、17年以上競馬ブログ「TAROの競馬」を運営する競馬予想家TARO氏からは金杯について夢のある見解が。

恒例の正月重賞は波乱必至

 お正月恒例の東西金杯ですが、実は超波乱含みのレースでもあります。昨年の京都金杯は12番人気のケイデンスコールが制し3連単は122万の大波乱。過去3年連続で2ケタ人気馬が絡んでおり、波乱の香りがプンプンします。  一方、中山金杯も負けず劣らずの大波乱レース。昨年の3連単は6万馬券、2年前は10万馬券、3年前は21万馬券と、こちらも毎年のように穴馬が上位を賑わせるレースとなっています。  したがって、最初だからまずはキッチリ当てよう…なんて思わず、新年早々ホームラン狙いで大振り、これこそが東西の金杯に臨む上での正しい心構え。今回は、2022年早々に一発狙えそうなとっておきの穴馬を東西2頭ずつご紹介します。

東西金杯の穴馬候補を大公開

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TARO
競馬予想ブログとしては屈指の人気を誇る『TAROの競馬』を主宰する気鋭の競馬予想家。最新の著書に『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(扶桑社)が発売中

 まずは中山金杯の穴候補から。一頭目はロザムール! ロザムールはデビュー以来23戦を走りながらも、ただの一度も1番人気に支持されたことがない生粋の穴馬。過去には7走連続で好走したこともある安定感抜群の走りが魅力です。小回り向きなので中山コースは合いますし、もし雨が降って馬場が悪くなればさらに期待度は上がります。  続いてもう一頭はシャムロックヒル! 昨年のマーメイドSで逃げ切り大穴をあけた馬。展開が向かないとモロいですが、スムーズに逃げられれば怖い馬です。エリザベス女王杯では15着と大敗していますが、当時は馬場も展開も向かず。上手く逃げられれば一変があるかもしれません。  続いては京都金杯の穴候補。1頭目はバスラットレオン! 実はG1のNHKマイルCでも3番人気に支持されたほどの実力馬なのですが、そこでスタート直後落馬の憂き目にあうと、その後は鳴かず飛ばず。しかし展開不向きやダートなど敗因はハッキリしています。昨年も逃げ馬が穴をあけたレースですし、上手く先手を取れれば変わり身も?  続いてもう1頭はグレンデマーレ! 体質が弱くまだキャリアは浅いですが、かつては重賞であのコントレイルに次ぐ人気を集めたこともある実力馬。デビュー以来、勝ちと負けが2回ずつ交互に続く、麻雀でいえば「七対子」のような戦績になっているので、今回は1着の番…? というのは冗談ですが、それだけハマれば勝ち切る力があるということ。久々も走るタイプなので、ハマれば一発の力を秘める馬です。
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金杯は調教師の腕の見せどころ
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公営競技ライター・Youtuber。近鉄ファンとして全国の遠征観戦費用を稼ぐため、全ての公営競技から勝負レースを絞り込むギャンブラーになる。近鉄球団消滅後、シグナルRightの名前で2010年、全公営競技を解説する生主として話題となり、現在もツイキャスやYoutubeなどで配信活動を継続中。競輪情報サイト「競輪展開予想シート」運営。また、ギャンブラーの視点でプロ野球を数で分析するのが趣味。
Twitter:@signalright

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