エンタメ

太川陽介×蛭子能収のバス旅が復活。なぜか低視聴率な鉄道旅にテコ入れか

課題その3:1泊2日の短縮旅では、もの足りない

 このコンビの旅といえば、“マドンナ”と呼ばれる女性ゲストとの掛け合いも見物(みもの)である。  「はじめまして」から、徐々に仲間意識や協調性が生まれていったかと思えば、ときに険悪な雰囲気になりつつも、最後は全員力を合わせてゴールを目指す……要はちゃんと“起承転結”の物語になっているのである(その姿に視聴者も感情移入できる)。  それもこれも「バス旅」が3泊4日だったからできたことだと思う。それが「鉄道旅」では、わずか1泊2日。そのせいか、妙なせわしなさを感じてしまうのだ。そのうえ、第1回放送は3人が入れ替わり立ち替わり登場(しかも一人は男性ゲストの峰竜太だった)。これでは感情移入もあったものではない。  第3回放送では優木まおみが2日間完走したが、それでも途中で3人のゲストが次々に登場したこともあり、どこかわちゃわちゃした感が否めなかった。太川・蛭子が忙しい二人だということは分かっているが、せめて2泊3日にしてみてはいかがだろうか?
ローカル路線バス乗り継ぎの旅 山口~室戸岬編

『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』はDVDになるほど人気。画像は4月に発売された 山口~室戸岬編

バス旅の新ルール、タクシーの使い方に注目

 5月16日、ついに復活する「バス旅」。だが、3泊4日ではなく、1泊2日。しかも、かたせ梨乃&中川翔子というマドンナ2人体制というのが気になる点ではある。  さらに大きなルール変更点といえば、路線パスがつながっていない区間にかぎり、1万円までタクシーを利用できるという点。今回はこの1万円をどう使うか――1度に全部使うのか、小分けにして使うのか――が、かなり番組内での見どころになるに違いない。 <文/上杉純也>
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