田口淳之介&小嶺麗奈容疑者 薬物カップルの性事情
これまでも数多くの芸能人カップルが薬物事件を引き起こしているように、夫婦や恋人関係にある2人が薬物に手を染めると、なかなか断ち切ることができないという現実もある。「キメセク」という、薬物を体内に入れて性行為に及ぶ“禁断のエクスタシー”の味を知ってしまうからだ。『実話マッドマックス』専属ライターとして長年裏社会の取材を続け、ドラッグ事情にも詳しい池田潮氏が話す。
「覚せい剤を使ったセックスは、脳内の報酬系に直接働きかける強烈な快楽によって、人の人生をたやすく破壊します。そんな人を大勢見てきました。快楽の奴隷に堕するだけの愚かな行為だと僕は思います。相手はだれでもよく、そこには共犯関係は成立しても、信頼関係は生まれません。これに対し、大麻の『キメセク』は『少しお酒が入ったほうがセックスはいい』という感覚の延長線上にあります。
大麻はリラックス効果が高く五感を鋭敏にするので、触覚が敏感になったり、相手の声がいつもよりリアルに聞こえてきたりするようです。性感も鋭くなっているので、男女ともに快感はアップし、オーガズムもいつもより深く味わうことができるのでしょう。田口容疑者と小嶺容疑者は『キメセク』を通じて愛を深め、信頼関係を醸成していったのかもしれませんね」
’18年1月より大麻が全面解禁された米国・カリフォルニア州では、大麻の天ぷらやサラダが流行しているが、以前から、大麻に含有されているTHCの入ったキャンディやブラウニーが普通に店先に並んでいる。酩酊作用のないCBDという成分も、WHO(世界保健機関)が医療的有効性を認めたことで、海外のコンビニではCBD入りのノンアルコール飲料が販売され、エナジードリンクに代わる飲み物として人気を得ているという。高野氏が話す。
「昨年10月、先進国としては初めて、カナダが嗜好品としての大麻の所持・使用を合法化するなど、大麻解禁は世界的な潮流となっています。WHOが医療的な有効性を認めるなど、エビデンスを重ねたうえでの大きな流れですが、日本では、大麻だろうが覚せい剤だろうが、薬物を一括りにして『ダメ、ゼッタイ!』と言うだけ……。
一昨年から米国とカナダでは、大麻関連産業の投資が飛躍的に増え、グリーン・ラッシュと言われているほどですし、日本でもそろそろ解禁の議論を始めてもいいのではないか。ピエール瀧さんの逮捕のとき、『薬物事件には被害者がいない』と擁護する声も上がったように、空気も変わりつつある」
田口容疑者と小嶺容疑者が「大麻解禁論者」だったかどうかは定かではないが、大麻カップルが、再び表舞台に復帰できる日はくるのだろうか。
海外では合法化の動きだが…
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