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サッカー昌子源をフランスで直撃「W杯の悔しさが海外移籍を押した」

 ’18年サッカーロシアW杯では全4試合中3試合にセンターバック(CB)としてフル出場するなど、2大会ぶりの16強入りを果たした日本代表の躍進に貢献した昌子源(26歳)。大会後はケガもあったが、11月に鹿島アントラーズに悲願のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のタイトルをもたらすと、年明けには欧州5大リーグの一つ、フランス1部リーグのトゥールーズへ移籍した。

撮影/栗原正夫

 ロシアW杯では「スタメン唯一の国内組」とも称されたが、晴れて海外組となった男は何を思っているのか。3月の代表ウィークでは、およそ8か月ぶりに復帰。森保ジャパンで新たな一歩を踏み出し、3年後のカタールW杯でも守備のリーダーとして期待される昌子を現地で直撃した。

海外移籍には全く興味がなかった。ただ、W杯の悔しさが自分を押した

 移籍から約5か月。昌子は1月19日、21節のニーム戦でフランス1部リーグにデビューすると、その後はリーグ16戦連続でCBとしてフル出場を続けている。フランスといえば、身体能力に優れたアフリカ系の選手が多くいることでも知られるが、どんな印象を持っているのだろうか。 「やっぱりアフリカンというか、身体能力の高さには毎日びっくりさせられています。鹿島時代は、CBでコンビを組んでいた植田(直道、現セルクル・ブルージュ/ベルギー)の身体能力はハンパないって思っていましたけど、アイツみたいのがゴロゴロいますから。そう考えると、逆に植田がすごかったのかなとか思いますけど……。  日本人はふくらはぎの力で走ったり、ジャンプしたりしますけど、黒人選手のお尻はプリッとしていて、彼らはケツの力で走ったり跳んだりしているように思えるほど。ボールを持てばパスなど考えず、ドリブルで仕掛けてくるので、DFとしては大変です。体のぶつかり合いも激しいので、スペインやイングランドから来た選手すら、『これはサッカーじゃない。ラグビーだ!』なんて言ってますね(笑)」  それでも、そうした異文化のサッカーに触れることは海を渡った理由の一つだった。移籍後、強豪リヨンやパリ・サンジェルマン(PSG)との対戦も経験。PSG戦では、昨年のロシアW杯でフランスを優勝に導いた弱冠20歳の快速アタッカー、ムバッペとのマッチアップも話題となった。

PSG戦ではムバッペ(写真右)と対峙。 写真/AFP=時事

ムバッペにスピードでぶっちぎられ「人間ができる加速じゃない」(昌子) 写真/EPA=時事

「ムバッペについては『人間じゃない』というふうに表現する人もいますが、そういう言い方もあながち間違ってないような気がします。だって人間は普通、スピードはゼロから10、20、30%と段階を踏んで上げていく感じだと思うんですが、彼はゼロから一気に80~100%に上げる。要するに加速がチーターのようなんです(苦笑)。僕がマッチアップしたときも、自分に近い位置にボールがあったのに、次の瞬間には彼のところにボールがあったのは衝撃的でした」
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『オマエ、いい選手だな』って言ってもらえるようなプレーを
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