反社会的勢力の振り込め詐欺グループが開催したパーティーに、事務所を通さずに出演して金銭を受け取った闇営業騒動で、雨上がり決死隊の宮迫博之とロンドンブーツ1号2号の田村亮が、記者会見を行ったのは今月20日。そしてその二日後の22日には、宮迫・亮の発言を受けて吉本興業・岡本昭彦社長が5時間超に及ぶ記者会見を行った。

2019年7月22日（月）吉本興業株式会社 記者会見 https://t.co/3d7HFceE1v

— ラフ＆ピースニュースマガジン (@yoshimoto_news) 2019年7月22日

　そこで日刊SPA!編集部では、宮迫＆亮と同世代である全国の40代男性100人に緊急アンケートを実施。今回の一連の吉本騒動への率直な意見を集めた。（調査日は、宮迫＆亮の会見の翌々日、7月22日） 　まず、宮迫博之や田村亮など、反社会的勢力から金銭を受け取った芸人たちの処遇についての意見を紹介しよう。 【Q.反社会勢力の会合に参加し金銭を受け取ったとして、お笑い芸人たちが謹慎あるいは解雇処分となりましたが、彼らの芸能界復帰を望みますか？】 ・はい　39人 ・どちらでもない　31人 ・いいえ　30人 　復帰を望む声は約4割、反対する声が3割という結果に。では、まず「はい」と答えた方々の理由を見ていこう。 ≪「はい」と答えた方々の意見≫ 「間違いを認めて、ある一定期間の謹慎をすれば復帰は良いと思う」（45歳・埼玉県） 「本質的に憎むべきは反社会の犯罪者集団」（42歳・大阪府） 「長い人生で誰しもが過ちを犯すもの。そこから反省をし、改善しようと努力することを応援したいから」（48歳・広島県） 「詐欺をしたわけではないから。悪いのは詐欺集団の方」（46歳・東京都） 「行動自体は問題がありましたが、すべての芸能活動を休止させるほどではないと思う」（42歳・埼玉県） 「今、吉本興業の（岡本昭彦社長の）会見を見ていて、責任を取るのは会社の人間な感じを受けるので」（46歳・埼玉県） 「お金を受け取っていない、と事実と違う報告をしていたのは問題だが、辞めるほどの問題とは思えない」（40歳・岩手県） 「故意ではないし、マスコミの過剰な報道や所属事務所の吉本の対応の悪さが原因だと思うから」（42歳・愛知県） 「社会的な制裁は十分受けたと思う」（45歳・千葉県） 「金銭授受は問題だとしても、そのことだけで彼らの能力が活かされなくなるのは、吉本興業にとっても世の中にとっても損失でしかない気がする」（42歳・大阪府） 　反社会的勢力から金銭を受け取ったこと、嘘を吐いたことなどが悪いというのは大前提として、謹慎などの処罰を受けたうえで復帰してほしいという意見が多かった。 　次は「いいえ」と答えた方々の理由。 ≪「いいえ」と答えた方々の意見≫ 「再び同じことを行う人間が現れないようにするために、厳罰にすべき」（44歳・神奈川県） 「結局は、話の始まりはパーティー出席ギャラ発生のウソですよね。吉本のパワハラは別問題ですよね」（47歳・滋賀県） 「宮迫が嫌いだから」（46歳・北海道） 「悪いことは悪い」（41歳・埼玉県） 「嘘ついて言い逃れ三昧なので見せしめに永久追放すべき」（48歳・大阪府） 「代わりはいくらでもいる」（46歳・岐阜県） 「嘘はよくない」（43歳・福岡県） 「こいつらの話は面白くもなんともない。ただうるさく騒がしいだけだから」（48歳・埼玉県） 「復帰できるならば、反社会的勢力と芸能人との付き合いは、なくならないから」（47歳・静岡県） 「反社にかかわりお金をもらった人間の芸で笑えるとは思わないから」（43歳・千葉県） 　反社から金銭を受け取った、嘘を吐いたことへの断罪の意見はもちろん、再発防止のために厳罰に処すべきという意見や、今回の経緯や記者会見を見てもう彼らの芸で笑えないという意見もあった。