ブームの「昭和顔女優」って? 黒木華、清野菜名…厳選10人を紹介
近年、たびたび耳にする「昭和顔女優」というフレーズ。あまりイジッていない太眉に素朴な顔立ち、ナチュラルなメイクにちょっと団子鼻、はたまた聖子ちゃんカットが似合うくりっとした瞳に丸みのある顔などなど、定義は明確ではないものの、「昭和顔女優」と呼ばれる人気女優は少なくない。
いや、もはや一大勢力と言っても過言ではないぐらい、ドラマや映画に引っ張りだこで、平成も終わろうかとしているこの時期に「昭和顔女優」ブームが到来している。
ということで、実力派として認めらている女優から、これから大ブレイクの兆しのある女優まで、厳選した10人の「昭和顔女優」を紹介していきたい。
太眉に薄めの顔立ちで「昭和顔女優」の代表格と目されている黒木華は、2016年放送のドラマ『重版出来!』(TBS系)で主演を果たし、現在放送中のドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)でも存在感を放っている。
先月公開した映画『日日是好日』で共演していた故・樹木希林から、「まだ28歳ですがしなやかでとても強い。これから日本を背負って立つ役者だと思います」と太鼓判を押されていたほどの演技派だ。
今年上半期の朝ドラ『半分、青い。』(NHK)では主人公の友人役を演じていた清野菜名は、現在放送中の80年代ヤンキードラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)でヒロインに抜擢され、一躍ブレイク!
同ドラマでは聖子ちゃんカットを披露しており、「似合いすぎ!」と評判なのだ。黒木華のような薄顔系ではなく、くりくり瞳タイプの「昭和顔女優」の代表格だ。
清野菜名が邁進中の、“聖子ちゃんカットが似合うくりくり瞳タイプの「昭和顔女優」”の、先代とも言えるのが有村架純。
有村は現在、中学生男子との恋愛を描いたドラマ『中学聖日記』(TBS系)にて、主役の中学校教師を熱演中だが、そもそも社会現象を巻き起こした朝ドラ『あまちゃん』(NHK)で、天野春子(小泉今日子)の若かりし頃を聖子ちゃんカットで演じたことでブレイク。その後、1960年代の東京を舞台にした朝ドラ『ひよっこ』(NHK)で、ヒロインに抜擢されたのはご存知のとおり。昭和が似合う女優なのである。
10月スタートの朝ドラ『まんぷく』(NHK)で主演している安藤サクラは薄顔なので、系統で言えば黒木華路線の「昭和顔女優」と言える。
宮藤官九郎脚本で話題を集めていた2016年のドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)で、主人公の彼女役などで世間的認知度を高めてきていたが、『まんぷく』主演で一気に国民的「昭和顔女優」に名を連ねるようになった。
松岡茉優も「昭和顔女優」に名を連ねるに値するビジュアル。2016年に開催された「第8回TAMA映画賞授賞式」にて、映画『ちはやふる―下の句―』などの演技が認められ、最優秀新進女優賞を受賞した際にこんなコメントをしているのだ。
“昭和顔”、“地味顔”と称されることについて「中途半端な顔も、今ではとても気に入っています。化粧や髪形で変えられるので」と開き直った(?)発言をし、会場を盛り上げていた。
黒木華:『重版出来!』主演
清野菜名:『今日から俺は!!』ヒロイン
有村架純:『ひよっこ』主演
安藤サクラ:『まんぷく』主演
あっという間に撮影開始から半年近くが過ぎて、ついに放送がはじまります。大阪での撮影も娘との2人暮らしもサイコーに幸せな時間になっていて、まだまだこのまんま居たい気もする。
— 安藤サクラ (@sakura_ando) 2018年9月30日
でもこれからは皆様とまんぷくを共に楽しめる日々が始まる!もっともっと素敵な毎日になることを願ってます。
楽しみ pic.twitter.com/cjuUqi0ZZg
松岡茉優:『万引き家族』出演
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