恋愛・結婚

“へそくり”がバレて妻が家出 …「それぐらいのことで!?」と笑えない事情

 夫婦間でお金に関する価値観が異なると、離婚の危機に発展することもある。結婚前にすり合わせるのがベストだが、夫婦になってからわかることも少なくない。

“へそくり”が原因で妻が家出

へそくり

写真はイメージです(以下同じ)

「4歳年下の妻とは、交際1年で結婚しました。自分で言うのもどうかと思いますが、かなりラブラブだったんです。ところが結婚後、結婚前から僕がやっていたある習慣に妻が気づいたことで、亀裂が生じてしまったんですよ」  そう語るのは代理店営業マン・平野敬一さん(仮名・38歳)だ。営業マンの平野さんは、会社の決起会や後輩との飲み会のおごりなど、突発的に必要なお金を想定し、常に10万円を封筒に入れ、家電の下に忍ばせていた。だが…… 「それを発見した妻は、そのまま家出してしまったんです」  ある日、平野さんが帰宅すると、隠し場所から奥さんが取り出したであろう10万円と封筒がリビングのテーブルに置いてあった。そしてスーツケース、ドレッサーから服が数点なくなっていた。彼女の姿もなし。慌ててLINEをしても返信なし、電話をしても繋がらない。当然だが、平野さんは途方に暮れたという。 「妻の実家に連絡すると、妻が戻ってきて、自分の部屋に篭っているとのことでした。お義母さんが『ひょっとしたら、あのことが原因かもしれない』と打ち明けてくれたんです」 絶望する女性 それは、奥さんが幼少の頃、自宅に泥棒が入り、家にあった現金や貴金属をごっそり盗まれ、当時幼稚園児だった彼女がとても怖い思いをしたという話だった。 「お義母さんが言うには、幼稚園に通っていた妻は恐怖で震えが止まらなくなってしまったとか。妻の実家はそれ以来、家に現金をおかなくなったそうです。お財布にせいぜい2~3万円ぐらい入れるだけ……と言っていました」 「家にお金を置いていただけで家出!?」などと、第三者の筆者は思ってしまうものだが、幼少期のトラウマとは侮り難いものなのかもしれない。家出の原因がわかった平野さんは、奥さんの実家に迎えに行く道中、自身がなぜ封筒預金をし始めたのかを思い出した。
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平野さんにもトラウマが……
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