恋愛・結婚

恋人を捨てベンチャー社長との結婚を選んだ女の末路。わずか半年で…

 恋愛と違って「愛さえあればそれでいい」ともいかないのが結婚。実際、結婚相手の条件に「経済力」を挙げる女性は多い。  国立社会保障・人口問題研究所が5年に一度行っている『結婚と出産に関する全国調査(2015年)』によると、「結婚相手の条件として、経済力を考慮・重視する」と答えた18~34歳の未婚女性の割合は93.3%。人柄(98%)、家事・育児の能力(93.2%)と同様に高いことがわかった。
セレブイメージ

写真はイメージです(以下同じ)

 とはいえ、どの程度の経済力を求めるかは人ぞれぞれ。人並みの生活ができればいいと考える人もいれば、セレブな暮らしがしたいと思う人もいるだろう。

高収入のベンチャー企業の社長に乗り換えた女

 大手建設会社に勤める赤井航さん(仮名・34歳)が以前付き合っていた女性は後者のタイプ。結婚前提の交際だったが、突然別れ話を切り出されてしまう。 「仲が冷え切っていたわけでもないし、週末どこかに遊びに行こうかとLINEで予定を尋ねた返事がこれですからね。驚いたなんてレベルじゃないですよ。冗談でもそんなことを言うようなコじゃなかったので、すぐに電話して真意を問いただしました」  彼女は何度も謝っていたそうだが、「あなたとはもう一緒にいられない」と話すだけで別れる理由については語ろうとはしなかった。航さんは当然納得できなかったが彼女の意思は固く、最後は一方的に電話を切られてしまったという。 「受け入れがたいことでしたが、もう無理なのは理解できました。ただ、それから半月もしないうちに彼女が別の男性と付き合っているという話を共通の友人から聞きました。どうやら私からその男性に乗り換えたみたいなんです」 金持ちイメージ そのことをLINEで追及してみると、彼女はあっさり白状する。相手は別れ話をした3か月前に合コンで知り合ったベンチャー企業の社長。肩書きに加え、服や腕時計が高級ブランドだったことから航さんよりも明らかに収入が多いと判断したそうだ。  そこで彼氏なしのフリーだと偽って猛アプローチをかけ、恋人の座を射止めたというのだ。 「私が別れてからやるべきで順番が違う、って言うと『貧乏人の甲斐性なしが偉そうに!』って交際中とは別人のような態度で逆ギレ。一応、ウチの会社は大手だし、これでも同年代の中では収入は多いほうなんですけどね(苦笑)」  ただし、彼女がお金目当ての女性だったと知ることができ、引きずらずに未練を断ち切ることができたとか。航さんも「そこだけは感謝しています」と話す。
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元彼女は結婚後、わずか半年で離婚
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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