三吉彩花、本格的なミュージカル映画主演のプレッシャーで入院していた
圧倒的な美貌と171cmの高身長で『Seventeen』の専属モデルを務め、モデル卒業後は女優業にも進出。待望の矢口史靖監督最新作では、催眠術で音楽を聴くと踊りだすカラダになってしまった異色ミュージカルの主演に大抜擢された。見た目はクールビューティな彼女だが、内面は男前気質だった!?
現在公開中の映画『ダンスウィズミー』で、主人公の鈴木静香を演じている三吉彩花。モデルや女優として活躍中の彼女だが、本作でミュージカルに初挑戦を果たした。
「撮影に入る前の練習期間が一番キツかったですね。矢口史靖(しのぶ)監督の最新作ということで周りの皆さんの期待も大きく、かつ本格的なミュージカル映画の主演というプレッシャーもあり、体調を崩して入院したこともありました。こうして映画が公開されると頑張ってよかったなと思います」
彼女が演じる静香は催眠術で音楽を聴くと踊らずにいられないカラダに変身したという設定。もし、催眠術をかけることができるなら誰にかけたい?
「飼っている猫がめちゃくちゃ私になつくようにしたいですね。猫って基本的に気まぐれなところがかわいいけど、私が彼を溺愛していて、くっつくたびに嫌がられるんですよ。犬のようにずっと私の横についていてほしいです」
整った顔立ちと細身のスタイルからクールビューティに見られがちだが、内面はなかなか骨太なようで。
「落ち込んでも他人に愚痴らず、自分で処理します。失敗しないと成長しないと思うし、迷ったときは自分がなぜこの仕事を続けているのか原点に立ち返って考えます。高級レストランより大衆居酒屋が好きなので、きっとサラリーマンの方とも話が合うはず。見かけたらぜひ声をかけてください(笑)」
仕事帰りのガード下で、好物だというハツを黙々と食べながら酒を飲む美女……実に絵になります!
【三吉彩花】
’96年、埼玉県生まれ。雑誌『Seventeen』のトップモデルとして活躍後、『25ans』や『ELLE Japon』でモデルを務める。主な出演作に映画『告白』(’10年)、『旅立ちの島唄~十五の春~』(’13年)、『いぬやしき』(’18年)など。主演映画『ダンスウィズミー』が全国公開中。出演はほかに、やしろ優、chay、ムロツヨシ、宝田明ら
撮影/水野嘉之 ヘアメイク/牧野裕大(vierge) スタイリング/道端亜未 取材・文/中村裕一
※週刊SPA!8月20日発売号「今週の顔」より株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter
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