更新日:2023年04月20日 12:19
ライフ

ド底辺キャバ嬢、酒造工房見学に行く。昼間から飲む気マンマン、その結果は…?

 いま、「大人の社会科見学」がアツイらしい。工場や科学博物館などに足を運び非日常な体験をするというものなのだが、なんと旅行会社が企画ツアーをするほどの人気ぶりなのだとか。
トップ画

ド底辺キャバ嬢・酒造巡りに行く

 そんな大人の社会科見学を体験したい! 元・ド底辺キャバ嬢のカワノアユミが、兵庫県にある灘の酒造巡りに行ってきましたよ!

ド底辺キャバ嬢、酒造の歴史に感動!?

 舞台は兵庫県神戸市。神戸市の灘区と東灘区は古くから日本酒工場の激戦区といわれていて、このエリアをまとめて「灘五郷」と呼ぶらしい。  今回お邪魔するのは「魚崎郷」と「御影郷」にある「白鶴」、「菊正宗」、「浜福鶴」の3つの酒造工房。すべて見学施設がある、酒造巡りの人気コースだ。見学ももちろん楽しみだが、最大の目的はなんといっても利き酒! いっぱい試飲しまくろ~と、昼間から飲む気マンマンなのであります!
阪神住吉駅

阪神住吉駅

駅前にある酒造巡り案内の看板

駅前にある酒造巡り案内の看板

 まずは阪神電車・住吉駅からスタート! 駅を降りるとさっそく酒造巡り案内の看板が。駅には案内が書かれたフリーペーパーも置かれているので、初めて行く人でも分かりやすいと思います。
白鶴1

白鶴酒造資料館

 ひとつめの見学先、『白鶴酒造資料館』に到着。こちらは大正初期に建造された酒蔵を、現在は資料館として開設したのだそう。ちなみにどこの酒造も団体の見学は予約が必要ですが、個人の場合は予約なしでも入ることができます。
白鶴2

人形を使った展示

 中に入ると、昔ながらの酒造工程や作業の様子を人形で再現した展示を見ることができます。1つ1つの工程をビデオで見ることができるので非常に分かりやすい。続いて2階へ。映写で白鶴の歴史を見ることができるのですが……。 「白鶴の未来は続く」……。最後に映し出された言葉と感動的な音楽にカワノ思わず感動! まだ利き酒もしていないのに少しウルッときてしまいました……。
白鶴3

利き酒コーナー

 その後、2階の展示を一通り見て1階に降りると……いよいよ、お待ちかねの利き酒コーナーである。今回試飲したのは5つ。 『資料館限定特別純米原酒 蔵酒』『山田錦』『にごりゆず酒』『にごり梅酒』そして『梅酒の原液』。資料館限定の蔵酒は加熱処理をしていてほんのり甘め、山田錦は軽やかなコクで飲みやすかったです!
次のページ right-delta
ド底辺、日本酒と奈良漬けで立ち飲み屋気分に?
1
2
3
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

記事一覧へ
■カワノアユミ トークイベント開催!
日程:10/12 ライブシアター金色鮫(名古屋)19:30~
https://konjikizame.com/archives/611
予約: https://konjikizame.com/contact
おすすめ記事