更新日:2023年04月25日 00:16
恋愛・結婚

アプリで出会った年収150万円の自称構成作家。低年収男が求める“出会い”とは?

「確定申告が完了したよ! 今年は年収150万円! 過去最高だ」

お金がない 後日、彼が本名でやっているSNSを発見してしまった。すると、その赤裸々なつぶやきに目を疑った。確定申告の時期であったこともあり、「確定申告が完了したよ!」とつぶやいているのだが、そのあとに「今年は年収150万円でした! 過去最高金額だ! やったね!」とつづられている。さすがに、少ない。  しかし、彼が生活できているのであればいいだろう……そう思っていると、その数日前のつぶやきには、「早くOLとか定期的な収入のある女と結婚して養ってもらいたい」と書かれているではないか!  そうか、OLの筆者はおあつらえ向きだったというわけだ。確かにメッセージでは最初に職業と勤務先を聞かれた。彼は決して自分の力や努力で年収を増やそうとはせずに、仮の姿を大きく見せることでヒモになろうともくろむヤドカリ男であった。  ちなみに筆者は今でもそのヤドカリ男のSNSを定点観測しているが、結婚はおろか彼女すらできていないようだ。<取材・文/穂高あんず>
不倫研究家。何故か既婚者に口説かれる事が多いことから不倫男たちの生態と戦略について研究している。
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