更新日:2019年10月24日 10:51
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死刑囚・林眞須美の夫「21年目の告白」 和歌山毒物混入カレー事件

<和歌山毒物カレー事件年表>

1998年7月25日 和歌山市園部地区の夏祭りで毒物カレー事件発生    10月4日 殺人未遂と保険金詐欺容疑で林眞須美を、詐欺及び同未遂容疑で夫・健治を逮捕    12月9日 カレーへの亜ヒ酸混入による殺人と殺人未遂容疑で眞須美を再逮捕 2000年10月20日 眞須美と共謀した保険金詐欺で健治被告に対して懲役6年の刑が確定 2005年6月7日 林健治受刑者が刑期を終えて滋賀刑務所を出所 2009年4月21日 最高裁第三小法廷が眞須美被告側の上告棄却。死刑が確定 2014年5月20日 京大の河合潤教授が「判決内容はヒ素の純度などの点から矛盾がある」との見解を公表 2017年3月29日 和歌山地裁が第一次再審請求を棄却。弁護団は翌月大阪高裁へ抗告 ▼保険金詐欺で8億円荒稼ぎした林家の実態 実際には8億円以上のお金を保険金でだまし取ったと話す健治氏は大半を博打や散財で失ったという。時には1日で競輪に1000万円つぎ込んだことも。しかし逮捕時には「4億7000万円の現金がウチに残っていたはずだが、そのうち2億円がいつの間にか消えた」と話す。その消えた2億円はいまだ見つかっていない 取材・文/栗田シメイ 撮影/加藤 慶 ※週刊SPA!10月21日発売号より
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週刊SPA!10/29 号(10/21発売)

表紙の人/ アキシブProject

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