エンタメ

坂口杏里が語る転落人生。ホスト狂い、AVデビュー、自殺未遂…

――一時期、お笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠さんと交際していたことが報じられたこともあった。 坂口:もともと私のほうがファンだったんですが、スポーツ新聞とかには「美女と野獣カップル」みたいに書かれて……。ただ、別れてからのほうが「お兄ちゃん」というか、「年上の友達」というか、いい相談相手になってもらっていました。「(芸能)事務所からこういうこと言われたんだけどどうしよう?」とか相談すると、一緒にご飯食べながらアドバイスしてくれたり、2人だけで忘年会を開いたこともありますよ。 ――AVデビュー作のタイトルが『What a day!!』(なんて日だ!!)だったことについては怒ってなかったか? 坂口:そのときは「ご迷惑おかけしました」って、ちゃんとメールを入れました。 坂口杏里――「ホストクラブ通い」はお母さんが亡くなって以降と書いてある。どれくらいのめり込んだのか。 坂口:きっかけは、ホストのコンテストで審査員をするお仕事を何度か頂いたんですが、そこに出ていたホストの一人にハマっちゃって……。お仕事終わったら速攻で「歌舞伎(町)レッツゴー!」していました。(使ったお金は)一晩で最高2000万円、トータルで「億」は超えていると思います。男女の関係はなかったんですが、どうしても彼にナンバーワンを獲らせてあげたい一心で……。  でも、当時はニートだったし、(銀行口座の)残高が11円になって初めて「どうにかしなきゃ」となって、じゃぁ、デリヘル? AV? みたいな流れで突っ走ってしまった。 ――デリヘルの世界では、かなり危険な目にも遭ったと告白している。 坂口:「盗撮」の被害も何度か経験しています。お客さんに後ろからいきなり首を絞められたこともあったし、クスリをやっているお客さんもいました。もちろん、危険だなって思ったときは「お財布忘れちゃった」とか言い訳を考えて、振り切って部屋から逃げます。ただ、たくさん恐い目に遭っても、私は今も夜のお仕事に関して偏見はないんです。ホストクラブも、私はもう行かないけど、行くこと自体は全然悪いことじゃないと思っています。
次のページ right-delta
これからはYouTuberとしてやっていく
1
2
3

それでも、生きてく

坂口杏里の赤裸々すぎる告白本! 28年の波乱万丈な人生を、今、ここにすべてさらけ出す。


週刊SPA!12/3・10合併号(11/26発売)

表紙の人/ 岡村隆史

電子雑誌版も発売中!
詳細・購入はこちらから
※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める!
おすすめ記事