「普通のAV撮影よりも頭が疲れる」アダルトVR動画の人気を支える現場努力とは?
「VR元年」と言われた昨年から引き続き、盛り上がりを見せるVRコンテンツ。そのなかでも大きな注目を集めているのが、アダルトコンテンツだ。
昨年の後半から、相次いでアダルトVR動画を配信するサービスが登場。大手の「DMM.com」だけでも、約2700タイトルが発売されている。さらに販売数だけでなく、人気も高い。「DMM.com」の売上ランキングではトップ10の過半数以上はVR作品だ(ともに2017年6月末時点)。
「人気の高まりとともに、制作側がノウハウを蓄積できているのでVRアダルト作品はクオリティがどんどん上がっていますね。それは単純に撮影機材の進化もあるし、加えてVR動画で“はえやすいシチュエーション”がわかってきたのも大きい。あと、最近では出演する女優さんも『VRだとこうしたほうがいい』と工夫しながら演じてくれるので、観る側の満足度が上がっているんだと思います」
そう話すのは、VRアダルト作品を多数リリースしているメーカー・KMPの広報担当だ。では、出演するAV女優たちは、現場でどんな工夫をしているのだろうか。「まず考えないといけないのは、カメラとの距離感ですね」と話すのは、これまで30作以上のVR作品に出演してきた人気AV女優の大槻ひびきさんだ。
「VR撮影のときは、だいたい男優さんの頭の周りにカメラを完全に固定して撮影するんです。それが視聴者目線になるので。私たちはその固定カメラに向かって演技するんですけど、近すぎると観ている人が“酔う”映像になっちゃうんです。だから、だいたい10cm以内には寄らないようにしますね。ただ、これでも機材の進化で寄れるようになったほうなんですよ。昔は顔を近づけてキスシーンとかできませんでしたから」

VR撮影の様子。モニターで確認しながら進行する
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