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コロナ感染拡大で売れなくなった意外な商品…女性向け市場に異変

この機会に整形手術をするOLが増えた

マスク 一方、意外なコロナ効果を実感している業界も……。美容整形外科で受付をしているミカさん(27歳・仮名)は、「コロナが流行ってから、客層や人気施術に変化を感じる」と話す。いったい、何が起きているのか? 「テレワークになった人が多いから、『ダウンタイムにちょうどいい』って整形されるOLが増えました。水商売系の方の予約はちょっと減っているような気もしますが……」  ダウンタイムとは、手術後から回復するまでの2~3週間、腫れたり浮腫んだりする期間のこと。誰にも会わないで済むテレワークは、ダウンタイムにうってつけということなのかもしれない。また、コロナの影響で人気が増えた施術を教えてくれた。 「顎付近の手術をされる方が多いです。普段ならマスクをしていても外さなきゃいけない場面もありますが、今はずっとマスクを着けたままでもおかしく思われない。マスクで隠れる範囲の手術は、いまがチャンスなのかもしれません」  コロナの影響はさまざまな業界に及んでいる。今の状況が続けば、洋服や美容にかけるお金はどんどん減っていくのかもしれない。もしも東京封鎖なんてことになったら、一体どうなってしまうんだろうか……?<取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。『bizSPA!フレッシュ』『BLOGOS』などでも執筆。X(旧Twitter):@sally_y0720
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