更新日:2022年11月30日 18:45
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2度目のコロナ感染で「ホテル療養」へ。“無料の連続”の手厚いサービスに驚愕

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ホテル療養生活とは

 2回目の新型コロナ感染となり、今回はホテル療養を選びました。現在の行動制限の期間は発症日から7日間なので、ホテルには5日間滞在しました。昨年のコロナ入院のときは14日間と言われていたので、生活に戻る期間も短縮されて規制も緩和されています。  ホテルの食事は3食お弁当です。一斉アナウンスが部屋に流れてくるので、自分で取りに行く形式。お弁当は全部美味しかったです。 「不味い冷たい弁当ばっかり3食たべてたら治るものも治らないよー」と心配していましたが杞憂でした。お茶お水のペットボトルも取り放題だし、インスタント味噌汁やコーンスープもあるから暖かい飲み物にも困らないし、電子レンジもあったのでお弁当も温められます。  何がすごいってこれ全部無料なんですよ!  しかし言うてもホテル「療養」なので、外出はもちろん出来ません。ただただ部屋でジッとしてるだけ……、ヒマです。まぁゆっくり休養をとると思えば楽ですね。  お弁当を1階のロビーまで取りに行く時に他の患者さんに会います。ほとんど若い子で子供もいましたが、おじさんは俺の他に2人くらいしか見なかったので少なかったかもしれません。  毎日、朝と夕に健康観察がありましたが、やることは体温測定とパルスオキシメーターでの酸素飽和度の測定と、呼吸をフォームに打ち込むだけ。24時間常駐の看護師から部屋に電話がかかってくるので受け答えするだけです。

「嗅覚がなくなるも味覚はある」という状態に

 今回のコロナの症状は咳や鼻水といった風邪の症状もありましたが、コロナらしい症状「嗅覚がなくなる」というものも体験しました。  何を嗅いでも匂いがしないという不思議な体験でした。最初はご飯食べても味がしないので「鼻詰まりで味しないなー」と思っていました。鼻はスースーだったのに……。 「あ、これなんの匂いもしないぞ」と、途中で気付きました。匂いのするもの嗅いでも嗅いでも無臭なのです。でも味覚は多分あったと思います。辛いししとうに当たったときちゃんと辛かったし。  この状態が長く続いたらどうしようと憂鬱にもなりましたが、幸運にもホテル療養中に治りました。3日くらいおかしかったです。  そして7日間の行動制限が解け健康状態に戻ったと医者に認定されたので、晴れて出所になりました。  行きはタクシーで来ましたが、帰りは自力です。電車で普通に帰ってきました。5日ぶりに外出たので疲れやすくなってたし、頭もクラクラしました。  でも2回目のコロナは軽く済んで良かったです。ワクチンも2回しか打ってないけど、まだ効いてるのかな?  今の第8波、罹りやすいんじゃないかと思います。みなさんお気をつけて! 漫画・文/ハッシー橋本
愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 Twitter @hashimotosan84

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