“新型コロナ”に負けない…ライブを生配信したアーティストたち
DIR EN GREY:中国やポルトガル、メキシコのTwitterトレンドでも1位を獲得!
3月28日にKT Zepp横浜で無観客ライブを開催し、その模様を公式YouTubeチャンネルで生配信したのが、ビジュアル系ロックバンド・DIR EN GREYだ。予定されていた国内ツアー「TOUR20 疎外」の公演が延期となったことから、DIR EN GREY自身初めてとなる無観客での公演、そしてライブステージの生配信を行うこととなった。 配信された「The World You Live In」と題された番組は、ライブ前の14時からスタート。公演開始となる19時まで、会場のサウンドチェックやリハーサルの様子、メンバーのトークなどが展開された。本番がスタートすると、一曲目からエネルギッシュな演奏を披露。そのままラストの13曲目まで駆け抜け、ステージは幕を閉じた。 世界中にファンを持つDIR EN GREYのライブ配信は注目を集め、最終的には15万以上の視聴回数を記録。Twitterのトレンドでも、日本のみならず中国やポルトガル、メキシコで1位を獲得し、世界トレンドでも3位になるなど、大きな話題となった。
アップアップガールズ(2):“おうちライブ”で、ライブアイドルの面目躍如
8人組アイドルグループ・アップアップガールズ(2)が生配信を行ったのは、3月28日のこと。2月からスタートさせていたライブツアーの公演延期を受けて、チケット制ライブ配信サービス・fanistreamを利用し、ステージの生中継を行った。 普段はライブアイドルとして活動しているアプガ(2)。リーダーの高萩千夏が語ったところによれば、“(ライブは)どうしてもあきらめられない”ということで、無観客での公演開催に踏み切ったという。 また、「このような無観客ライブ配信を“おうちライブ”と命名しました」とも語り、生配信とはいえ、あくまでもファンと一緒に作り上げるライブであることをアピールした。 ――この先も、さまざまなアーティストが生配信サービスを利用して、ライブステージを届けてくれるはずだ。新型コロナウイルスの感染拡大が終息するまでは、出来る限り外出を控え、彼らのパフォーマンスを楽しむことにしよう。<文/後藤拓也(A4studio)>
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