吉原の泡姫たちが土浦に続々出稼ぎ中!?
桜町には30年以上、多くの風俗関係者に愛用されてきた居酒屋がある。風俗嬢に仕出し弁当の提供もする同店の店主は次のように話す。
「女のコからのお弁当の注文は、平常時で一日40個程度。それが今は半分くらいになり、売り上げが減って苦しいけど、聞くと女のコも相当苦しい。今は近県の風俗嬢のみならず、キャバクラやガールズバーからも流れてきてるから。土浦は若くて可愛いコが多いので、客の目が肥えている。だから、東京から来たコでも稼ぐのは大変だよ。ただ、目の肥えた客に認められると、あっという間に予約で埋まる人気嬢になれる。今でもそういうコ? いっぱいるよ」
実際、吉原から出稼ぎにきた、かほさん(仮名・20代)が土浦を選んだ理由は「稼げるから」だった。
「吉原のお店が休業した直後にスカウトから『今は土浦がアツい。8万円は稼げる』と言われたんです。仲のいい女のコが栃木のデリヘルに出稼ぎに行って、12時間拘束で3万円を切るという話を聞いていたので、栃木より近くて稼げるならと土浦に決めました。実際に働いてみて驚きましたね。私は朝からラスト(24時)まで入って空きがほとんどない日もあった。吉原では一日平均5、6万円の収入だったのに、土浦では10万円以上稼げた日も多い」
4月30日のオールナイトニッポンでの失言が女性蔑視に当たるとして大炎上した岡村隆史は翌日には謝罪。だが、相方の矢部浩之が「女性にコンプレックスあるのも(中略)知ってるけど、そういうのも含めて岡村隆史の根本なんやなと思った」「これをきっかけに結婚したら?」という発言も、「結婚を成長の手段にするな」と炎上する騒ぎに……。
取材・文/栗田シメイ 撮影/酒井よし彦
※週刊SPA!5月12日発売号より
かほさんが1週間滞在した土浦の寮には毎日のようにキャリーケースを持った女性が入れ代わり立ち代わり訪れたという。同じく寮に滞在しながら土浦のソープで働く、くみさん(仮名・20代)は次のように話す。
「今の店はうがい薬を自腹で揃えないといけないんですけど、こういう時期だから何度もうがいしたがるお客さんが多い。私はコロナにだけはならないよう、”高級なイソジン”を使っているので、地味に出費がかさむんです。それだけ、お客さんがついてくれているってことだと思いますが(苦笑)」
今後も土浦のコロナ特需は続くのか? 前出の酒井氏が解説する。
「吉原のソープのなかには『もう体力的にもたない』と漏らす店も多い。5月7日から約30店舗が営業を再開しましたが、客足はまばらなので出勤する女のコを絞っています。このままの状況が続けば、吉原の採用基準は厳しくなり、一部の人気嬢しか働けなくなる可能性もある。そのため、出稼ぎのつもりだったのにその土地に残るコも出てくるでしょう。
おのずと土浦も吉原も女のコの競争が激しくなり、レベルは上がっていく。岡村隆史さんが『コロナの影響で美人の風俗嬢が増える』という主旨の発言をして炎上しましたが、あながち的外れではないんです」
紳士たちの社交場もアフターコロナに向けて変わろうとしているのだ。
ナイナイ岡村の「美人がお嬢やります」発言が炎上
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