“週刊誌にスクープを売りたがる”女たち。アイドルの卵も…
そんな楽しかった飲み会のあと、なんとあかりさんの友人・A子さんと某タレントが週刊誌に載ってしまったのだ。
「最悪なことにあの飲み会に芸能記者が混じっていたみたいなんですよね。酔ったA子が仲のいい芸能人とか、カラダの関係がある俳優とか、そういう話をしてしまって。私も酔っていたからあんまり記憶がないんですけど。
たしかに、振り返ってみれば、その記者の人だけしきりに『(その芸能人との)LINEのやり取り見せて~』とか『絶対ツーショットあるでしょ~』ってしつこかったんですよ。きっと、ちゃんとした裏をとりたかったんでしょうね」
この週刊誌の騒動がキッカケで、A子さんと俳優の縁は完全に切れてしまった。
「本当にその俳優はA子を信用していたらしく、恋人に限りなく近い関係だったんですが、週刊誌に売ったと勘違いされて、LINEはブロック。電話も着信拒否にされたみたいです。彼にはガチ恋だったので本人もだいぶ凹んでましたね。
勝手に書かれた挙げ句、縁切られて、何のギャラももらえてないからそりゃ頭にきますよ。うまく飲み会に忍び込んで、こんなふうに記事を書くなんて……ちょっとどうかと思いますよね」
筆者の知人で制作関係の人から、「カラダの関係の芸人がいるんで週刊誌に売ったらDVDの宣伝になりますか?」と相談してくるグラドルがいると聞いたことがある。結局、芸人の所属する事務所との関係性を考え、そんな危うい提案をしてくるグラドルと仕事をするのは怖い……ということで表沙汰にはならなかったらしい。
筆者も今まで週刊誌に情報を売りたいという相談を受けたことがあった。その気持ちはわからないでもないが、やっぱり、きちんと自分自身が売れてスクープを狙われる方がかっこいいのになぁと思う。綺麗事かなぁ……。<取材・文/吉沢さりぃ>ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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