今さら聞けない「NiziU」の魅力。“縄跳びダンス”がTikTokで大ブーム
2PMやTWICEの所属する芸能事務所・JYPエンターテインメントと、ソニーミュージックの合同オーディション「Nizi Project」から生まれたグローバル・ガールズグループ・“NiziU”が今、熱い視線を浴びている。
先述の通り、NiziUを生み出したのは、JYPとソニーミュージックが手を組んだ合同オーディション「Nizi Project」だ。同オーディションの総合プロデューサーを、JYPエンターテインメントの代表で、数々のK-POPアーティストを世界に羽ばたかせた敏腕音楽プロデューサー、J.Y.Park(パク・ジニョン)が務めたことでも話題になった。1年以上に渡る審査の模様は、ネット配信やテレビ番組などで、随時公開されてきた。
6月30日に、グループ初となるミュージックビデオ「Make you happy」がYou Tubeで公開されると、たった1日で1000万回再生を突破。7月1日に、配信限定ミニアルバム『Make you happy』でプレデビューすると、「週間デジタルアルバムランキング」、「週間デジタルシングルランキング」、「週間ストリーミングランキング」(すべて7月13日付け)で1位を記録。女性アーティスト、また初登場アーティストとしては初となる“デジタル3冠”の快挙を達成した。
ついこの間まで、普通の暮らしをしていた少女たちが、あっという間にスターダムを駆け上がったと言えよう。ここまで人々を熱狂させているNiziUとは、一体どのようなグループなのだろうか。NiziU誕生の背景と、その魅力を解説しよう。
オーディションの様子を公開、鬼気迫る審査の過程が視聴者を虜に
近年、韓国発のオーディション番組はトレンドとなっており、世界的な人気を誇る「IZ*ONE」や「TWICE」もオーディション番組から誕生したグループだ。その波は日本にも押し寄せてきており、韓国の人気オーディション番組の日本版として、2019年に開催・放送された「PRODUCE 101 JAPAN」は、大きな盛りあがりを見せた。また、同番組から誕生したグローバル・ボーイズグループ“JO1”の、鮮烈なデビューも記憶に新しいところだろう。 「Nizi Project」は、こうした流れのなかで開催されたため、開始当初から多くの注目を集めていたが、1万人いた応募者が絞り込まれていくにつれて、さらに人気は上昇。鬼気迫る審査の過程を、ドキュメンタリー的に放送していくというスタイルが、視聴者を虜にしたのだろう。
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