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ヨーヨーの進化が止まらない!モーター付きの超高回転タイプも

金属製のヨーヨーやモーター内蔵ヨーヨーも登場!

 こうしたヨーヨーと言えば、プラスチックで軽いイメージですが、ストリングプレイではヨーヨーの回転力などが必要とされるので、現在では金属製のヨーヨーも登場しています。  アルミやチタン、ステンレス、複数の金属を組み合わせたバイメタルヨーヨーなども商品展開されています。初心者がいきなり扱うのは難しいと思いますが、ヨーヨーに慣れたらぜひステップアップしてほしいアイテムになっているそうです。
ビーアイ

競技用バイメタルヨーヨー「ビーアイ」は、アルミニウムとステンレスの複合ヨーヨー

 また、今では世界チャンピオンレベルの回転力を気軽に体験できるモーター内蔵のヨーヨーも登場。ヨーヨー内に仕込まれたモーターでヨーヨーが超回転するため、回転を気にせず、ストリングプレイの練習に力を入れられるようになっています。
カオスドラゴン

こちらは中国メーカー・アウディの「カオスドラゴン」。モーター内蔵で超高回転を叩き出す

進化したのはヨーヨー本体だけじゃない! 紐やベアリングも超進化

 ヨーヨーに使われているベアリングは、工業製品なのでメーカー製ならどのベアリングを使っても一定以上の性能を保持しています。しかし、ヨーヨー本体が大幅な進化を遂げたことで、本体の精度にベアリングがついていけない状況になりました。そこで日本最大手のNSKにTAKAさんがヨーヨー専用のベアリングを作れないかを打診。ヨーヨープレイに特化した、中央が凹んでいることでストリング(紐)がブレず、本体とストリングが擦れないようなベアリングを設計。ヨーヨー本体の性能を100%以上引き出せる仕組みのベアリングが開発されました。
ヨーヨー

手前左端はごく普通のノーマルベアリング。専用に開発されたベアリングとの違いは一目瞭然

 またストリングも性能が向上しました。コカ・コーラヨーヨーやハイパーヨーヨー時代には綿100%のストリングでしたが、現在はポリエステルと綿の配合バランスで耐久性能が大幅に向上しています。  ところで、ヨーヨーを振り下ろし、ストリングの先で空転させるトリックをスリーパーと言うのですが、ハイパーヨーヨー時代にはこのスリーパーを3分ほどできれば御の字でした。ところが現在では、ヨーヨー本体、ベアリング、ストリングの性能が向上した結果10分以上のスリーパーは当たり前。世界記録では30分以上もスリーパー状態を維持できるそうです。この数値だけ見てもヨーヨーがどれほど進化しているかが伺えます。
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ハンドスピナーは今…
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

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