恋愛・結婚

交際4年の彼女と“成田破局”…海外旅行がトラウマになった男性

 恋人同士で旅行をすると、普段は相手に見せない本性を知ることができるといった話をよく聞く。それによって旅先でケンカをしたり、関係がギクシャクして旅行後に別れてしまったといったカップルも多いようだ。

彼女が望んだバックパッカー旅行だったのに

バックパッカー

写真はイメージです(以下同じ)

「前の彼女と別れた原因がまさにそれでした。28歳の夏休み、一週間の予定でタイとカンボジアの2か国を周遊したんですけど、帰国したその場で別れ話。結婚はしてませんでしたが、成田離婚みたいな感じでした(苦笑)」  そう話すのは、大手家電メーカーに勤める井口孝弘さん(仮名・34歳)。当時、交際4年目になるこの彼女とは何度も旅行をしていたそうだが、いずれも国内で海外はこのときがはじめて。しかも、彼女がリクエストしたのは、ゲストハウスのような安宿に泊まり、食事は地元の人が利用する屋台や安食堂という貧乏旅行だったとか。  それまでとはまったく違う形の旅行に一抹の不安を覚えたそうだが、その懸念は最悪の形で現実のものとなってしまう。 「1日目はタイのバンコクに飛び、カオサンっていうバックパッカーが集まる有名なエリアにあるゲストハウスに泊まったんです。ただ、初日だったので1人1泊約3000円の高級ゲストハスを予約していました。ところが、宿の廊下で彼女がゴキブリを見つけてしまい大騒ぎ。部屋自体は比較的キレイでしたが、『こんなところに泊まりたくない』って不貞腐れちゃって……」  井口さんは大学時代や社会人になってからも何度かバックパッカー旅行を経験したことがあり、宿によってはゴキブリや虫などが出る可能性もちゃんと伝えていた。そのため、普通のホテルに泊まることを提案していたが、「大丈夫!」と彼女に押し切られてしまったそうだ。

不機嫌な彼女の機嫌を直そう気を使い続けてイライラ

「初日の宿でこんな展開になるのは予想外でしたけど、毎日ゲストハウスに泊まっていればいずれ同じようなことが起きることは容易に想像できました。だから、2日目以降はキャンセルしてちゃんとしたホテルに泊まったほうがいいんじゃないかと言いましたが、半分意地になっているのか『ゲストハウスでいい!』と譲らなくて。しかも、それでいて宿の文句は毎日のように言うもんだから、彼女が不機嫌にならなければいけないように気を使わなければならず、ストレスは溜まる一方でした」 スーツケース しかも、ツアーやリゾート滞在型の旅行と違って自分たちで荷物を持って移動しなければいけないため、出発前にはスーツケースよりも背負えるリュックなどのほうがいいとアドバイスするも無視。彼女はお気に入りだというリモアのスーツケースを持ってきたが海外は日本のような歩道と車道の段差スロープは少なく、炎天下の中でスーツケースを持って移動は結構キツい。  案の定、短い距離の移動でも「疲れた~」と音を上げて、井口さんが代わりに持つことに。もはや楽しい旅行どころではなさそうだが問題はこれだけではない。 「食事です。彼女の希望もあって屋台や地元の人が利用する街の食堂などで食べる予定だったんです。本人も楽しみにしていましたが、現地で実際に見て不衛生な印象を受けたのか『マックにしない?』とか言い出す始末。レストランで現地料理を食べたりもしましたが、一週間の旅行なのに何度もファストフードや日本料理屋に入ってました」
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帰国前夜に大ゲンカ、成田到着後にサヨウナラ
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