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謎のテロップ!? 韓国エンタメに感じる「グローバルに打って出る」という気迫/明石ガクト

『知ってるお兄さん』

謎のテロップ!? 韓国エンタメに感じる「グローバルに打って出る」という気迫

知ってるお兄さん

『知ってるお兄さん』より

 37歳にして韓流に目覚めたおじさん、ワンメディアの明石ガクトだ。  僕の本業は動画プロデューサーだから今日は最先端の動画表現をやっている作品を紹介させてくれ。その名も『知ってるお兄さん』だ!  そもそも『Nizi Project』を観ている時のことだった。普段観ている番組と何かが違う……その違和感の正体はテロップだった。  日本のバラエティは喋っている内容をそのままテロップにするが、本人の気持ちを勝手に推察してテロップで出す謎の演出……当初は違和感の塊だったがこれがなかなか面白くて中毒性があるし、スクショがSNSで拡散されることで注目を集めることが求められる今の時代にピッタリな手法であると納得。

マジで新しい視聴体験

 こういった独特の表現を生み出す母体になっている作品を探っていく過程で『知ってるお兄さん』に辿り着いたのであった。  正直に言うと出演者のほとんどが「知らないおじさん」なのだが、かつての『めちゃイケ』を思わせる雰囲気に韓国独自のテロップやアニメーション加工が組み合わさって、マジで新しい視聴体験なのでぜひその目で確かめてほしい。  特に’19年のエピソード47、あのJ.Y.Parkがゲストに登場してTWICEのダヒョンと共に「静寂の中の叫び」というゲームに挑戦する姿は必見。僕はこれを観て、推しをツウィからダヒョンに変えました。  韓国のエンタメにはどこかグローバルに打って出るという気迫めいたものを感じる。僕らも縮小再生産っぽい仕事ばかりするんじゃなく、広い世界を相手にしていこうぜ! ●『知ってるお兄さん』 ’15年から韓国で放送中の人気バラエティ番組。日本ではParaviNetflixなどの動画配信サービスで字幕放送が視聴可能’82年、静岡県生まれ。動画メディア「ONE MEDIA」CEO。著書に『動画2.0』(NewsPicks Book)
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