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東大生が実践している「タダでできるのに、英語力が確実に向上する勉強法」

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

「外国語を話せる」というスキルにはまだ価値がある

東大 皆さんは、英語で道案内ができますか? 最近ではポケトークのような優秀な翻訳機も登場しましたが、それでもまだまだ「外国語を話せる」というスキルには価値があり続けているような気がしています。  実際、大学のキャンパスを歩いていると、英語で雑談をしたり、議論を交わしたりしながら歩いてくる人々をちょくちょく見かけます。僕自身はほとんど英語を話すことがないので、英語ペラペラな人には憧れてしまいますね。  僕のようなノンネイティブからすると、やっぱり英語の関門は聞き取ることでしょう。相手が何を言っているのかわからなければ会話は成立しません。「英語が話せない」の原因は、どちらかというと聞き取れないことに比重があるのではないかと思います。

紙で勉強するだけでは英語は聞き取れない

 受験勉強で文法書や単語帳などとにらめっこし続けたことがあるからこそわかりますが、やはり紙で勉強するだけでは「英語を聞き取れる」という状態にはなれません。特にリスニングの勉強をするだけでは、たとえ試験では得点が稼げるようになったとしても、生きた英語が聞き取れるようには絶対にならないのです!  僕はリスニングの勉強も少ししたので、ちょっと遅めの会話くらいなら聞き取ることもたしかにできるようになりました。しかし、だからと言って日常会話についていけるかというと、まったく別の話です。  先日、街を歩いていた時に外国人の観光客から道を尋ねられました。僕も一応、英語を勉強していた経験はありますし、道案内の形式の問題だっていくらでも解いてきた自負があります。ですから、道案内くらい余裕だろうと思っていたのです。
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「受験勉強の英語」だけでは足りないワケ
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