更新日:2020年10月06日 16:38
ライフ

高血圧を下げる生活習慣。朝食から寝る姿勢までコツがある

高血圧を防ぐ、日常の行動

●下りだけ階段を使う 血圧が高めの人は、上り階段はリスクになる。ゆっくり階段を上るのであれば問題はないが、急いだ場合はかなりの負担をかける。下りは、上りよりもきつい運動になり運動効果がある。 階段●横向きに眠る 睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に息が止まることによって急激に血圧が上がり、心臓や肺に大きな負担がかかる。軟口蓋が重力で下がって気道をふさがないように仰向けではなく横向きに寝ること。 ●トイレは我慢しない 尿意を我慢するだけで、血圧が50mmHg上昇、便秘や下痢でも血圧は上がる。男性の場合、立小便でも血圧が上がる要因に。トイレが寒い場合、冷えた便座でも血圧は上昇する。

まずは自分の血圧を測ることから始まる

●血圧手帳をつける 血圧手帳をつけるのも有効だ。自分の血圧の状態を知ることができるのはもちろん、どういうときに血圧が上がるのか、状況や要因が見えてくるから、改善ポイントがみえやすい。また、手帳をつけることで、自己管理もしやすく、知らず知らずのうちに血圧が下がるのだそうだ。  だが、「血圧手帳」は面倒くさくて続かない…そんな患者さんたちの声を踏まえてできたのが、前述のオリジナル『ズボラでもみるみる下がる 測るだけ血圧手帳 最新ガイドライン対応版』だ。
ズボラでもみるみる下がる測るだけ血圧手帳 最新ガイドライン対応版

数値を書くだけでグラフ化されたり、渡辺医師が考えた笑える「血圧川柳」も

 ダイエットする時に、体重や体脂肪率を測って変化をウォッチするのは当たり前。血圧も測ることが第一歩かもしれない。  <文/日刊SPA!取材班> 【渡辺尚彦(わたなべ・よしひこ)医師】 聖マリアンナ医科大学卒業。同大学院修了。早稲田大学客員教授、日本歯科大学病院臨床教授、東京女子医科大学東医療センター内科教授などを経て、聖光が丘病院顧問等に就任。24時間血圧自己測定の世界記録保持者。近著に『血圧を下げる最強の方法』等。
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